加瀬倉庫の特徴や利用方法を徹底解説

加瀬倉庫は屋外型・屋内型のトランクルームのサービスです。

この記事では、加瀬倉庫のサービス特徴や利用方法、おすすめポイントなどについて解説をします。ぜひ参考にしてください。

サービスの特徴

加瀬倉庫はトランクルームのサービスです。主に、

  • 屋外に設置されたコンテナ型の保管庫
  • 屋内(ビル内など)に作られた保管庫
  • 屋内外のバイク専用の駐車場・保管庫
  • 作業することもできる大型ガレージ

の4種類の収納スペースがあります。

これらの収納スペースには、365日・24時間いつでも好きな時に物品を出し入れすることができます。

バイクを置ける場所は、屋内の共有スペース、屋外の共有スペース、屋外の個別収納庫があります。

物を保管できるスペースをレンタルして、それを丸ごと自分で管理する形ですね。鍵をもらって、好きなときに出し入れすることができます。

利用開始までの流れ

申し込み~契約完了まで

申し込みから契約完了までの基本的な手順は、

  • WEBサイトで利用したい保管庫を探す
  • WEBや電話などで契約の申し込みをする
  • 契約書類を受け取って、記入・返送をする
  • 加瀬倉庫による審査が合格となるのを待つ
  • 契約完了後、鍵を受け取って利用開始する

となっています。

WEBサイトで利用したい保管庫を探す

加瀬倉庫のWEBサイトでトランクルーム物件を探します。空き状況も確認することができますよ。

契約を申し込み、契約書を提出する

WEBサイトから申し込み・電話で申し込み・メールで申し込み・来社して申し込みなどの方法があります。

 

■WEBサイトから申し込みの場合

WEBサイトの「お申込み」ボタンからあなたのメールアドレスを入力すると、自動返信があります。

申し込みフォームのURLが送られてきますので、そこから申し込み手続き画面に移って、必要な入力や書類画像のアップなどを行います。

(WEBや電話での申し込みのときにはコピーや画像を利用する)

 

■電話で申し込みの場合

電話で申し込みをした後、加瀬倉庫からあなたのもとに契約書が送付されます。

受け取り方法は、FAX・郵送・メールのどれかを選ぶことができます。

届いた契約書に記入・捺印し、住所・氏名が一致する証明書のコピー(健康保険証・免許証等)と一緒に加瀬倉庫に返送します。契約書には第二連絡先(緊急連絡先)が必要ですね。印鑑はシャチハタではないものを使います。

返送もFAX・郵送・メールのどれかを選びます。

 

■来社して申し込み

神奈川県横浜にある事務所に行って申し込みをします。

受付時間は、9:00~11:30、13:00~16:00。

来社で必要なものは、個人の場合は、

  • 印鑑
  • 運転免許証または健康保険証
  • 外国人の方は在留カードと運転免許証または、健康保険証

です。

法人で契約する場合は、

  • 代表印(実印)または社印(角印)
  • 会社登記簿謄本1通(発行後3ヶ月以内のもの)

会社登記簿謄本に申し込み連絡先住所が書かれていない場合は、公共料金明細もしくは担当者の名刺でも大丈夫です。

審査が合格となるのを待つ

加瀬倉庫と保証会社によって審査が行われるので待ちます。

契約完了後、鍵を受け取って利用開始する

審査に合格すると加瀬倉庫からトランクルームの鍵が送られてきます。

そのカギを使って自由にトランクルームを利用できるようになります。

申し込みから利用開始までにかかる時間

契約書のやり取りをどのようにするかで、利用開始までの時間が変わります。

  • ネットの場合:当日~2日後から使用できる
  • FAXの場合:約2日後から使用できる
  • 郵送の場合:約1週間後から使用できる

一番早くトランクルームを利用できる申し込み方法は、WEBサイトから申し込んでネット上でやり取りする方法です。

WEBサイトから申し込んでそのままネットでやりとりをし、必要書類をアップした後、審査にかかる時間は早くて1時間程度です。長いと1日かかることもあります。これが一番早く利用開始できますね。

郵送するのには時間がかかりますから、1週間はかかってしまいます。

申し込み前にトランクルームの中を見学することはできるか

結論としては、見学はできません。駐在スタッフが常にいるわけではないからと思われます。

加瀬倉庫のWEBサイトを見ると次のように書かれています。

大変申し訳ございませんが、中を見ていただくことはできません。

現地に常駐者がなく、セキュリティーが入っておりますので内覧は出来ません。

機械警備によりご契約者以外は入館できないようになっております。

ただし一部の物件につきましては内覧も可能です。お問合せください。

WEBサイトにトランクルームの写真が掲載してあるので、それを見てイメージしましょう。

利用方法

24時間自由に使える

自分で荷物を運び契約したトランクルームに入れて保管します。屋外型・屋内型どちらのトランクルームでも、出入りは自由にできます。

基本的には、車で荷物を運ぶ

屋外型のトランクルームの場合、収納保管庫のすぐ近くまで車をつけることができます。

自分で持ち運べるサイズ・重さのものであれば、自宅に近い物件や駅に近い物件を契約して車を使わずに利用することもできますね。

保管

セキュリティ面

屋内で保管でするトランクルームは、警備会社(ALSOK)による24時間警備が導入されています。また、個別のトランクルームを施錠をして管理をします。

鍵のかけ忘れには注意してください。もしも鍵をかけ忘れてしまい盗難にあってしまったら、それは自分の責任になります。

保管の温度・湿度

室内の収納スペースでは空調管理や換気などが行われています。

屋外型と屋内型の保管環境の違い

屋外型は、ロードサイドや住宅地の空き地にコンテナ型のボックスを保管庫とするものです。

屋内型は、建物内のフロアを仕切ってつくった保管庫ですね。

屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは外気に影響されやすいです。

外気が暑いときには保管庫内も暑くなり、外気が寒いときには保管庫内も寒くなります。それから梅雨の時期などで雨が降り続くようなときには、保管庫内の湿度も高くなってしまいます。

屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは建物の中にあり、空調管理がなされていて温度・湿度がコントロールされていることが多いです。

カビの発生したら困るようなものは、屋内型トランクルームに保管すべきです。

バイク用保管庫・駐車場

加瀬倉庫には、その他に屋外に設置されたバイク専用の保管庫、作業することもできる大型ガレージがあります。

屋外のバイク専用の保管庫の環境は、屋外型トランクルームと同じようなものと考えておけばいいでしょう。

作業用ガレージ

通常のトランクルームでは、物品を保管する以外のことは禁止されていることが多いです。しかし作業用ガレージであれば、それ専用の場所なのですから、ここをおきなく作業をすることができます。

料金

トランクルームの料金プランは、月額で決まった料金を支払って利用をします。利用開始前には初期費用がかかります。

  • 初期費用
  • 月額保管料

の順番で解説していきます。

初期費用

利用開始前には次の初期費用がかかります。

  • 月額利用料:当月分の日割り料金+翌月分の料金
  • 事務手数料:月額料金の1ヶ月分
  • 共益費:一律2,000円

まず最初に翌月分の月額料金も支払いすることになっています。契約時の事務手数料と毎月の共益費も支払いします。

共益費とは利用する施設を維持するための費用で、どの物件を利用するのも変わらず一定です。

月額保管料金

物品を収納する保管スペースに対してかかる純粋な月額保管料と、施設の運営や維持をするための費用として共益費があります。

収納保管スペースに対する月額保管料

月額保管料金は、

  • 保管スペースの広さ
  • 立地のよさ

によって決まります。

保管庫の広さに対して料金が設定されています。あたりまえですが狭いところであれば安いですし、広いところになると高くなります。

1帖だと○○円、3帖だと○○円といった具合です。

また、立地によっても料金が変わってきます。

大都市圏で立地がよいところでは料金が高くなり、逆に田舎で立地がよくないところでは料金が安いです。

東京や大阪などの大都市にあるトランクルームは利用料金がとても高くなっていますし、駅から近いところは料金が高くなり駅から離れたところは料金が安くなりますね。

土地や建物などの不動産を使ったサービスなので、このようにして料金が決まります。

安いトランクルームを探すのでしたら、都市から離れていたり駅から離れているトランクルームを選ぶとよいでしょう。

東京で例をあげると、

屋内型(室内)では、

  • 0.2帖で 1,500円
  • 1帖で 8,800円

屋外型では、

  • 2帖で 7,700円
  • 4帖で 19,800円

ほどです。地方ではこの料金の半額以下の場所もありますよ。

共益費

収納スペースにかかる保管料とは別に、一定額の共益費が毎月かかります。

種類 共益費
屋外のコンテナボックス 1.0帖以上 2,000円
0.9帖以下 1,000円
バイクヤード 1.0帖以上 2,000円
0.9帖以下 1,000円
バイク駐車場 バイク屋内共同 1,000円
屋外ライン型 500円
トランクルーム 一律2,000円

※税抜きの料金です。

月額の利用料金は、保管スペースの月額料金と共益費を足し合わせたものにあります。

加瀬倉庫に限らない話ですが、物件の料金を確認するときには保管スペースにかかる月額料金の他に共益費などがないか確認するようにしましょう。

共益費は管理費と呼ばれることも多いです。

対応エリア

トランクルームがある都道府県です。

■関東
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・山梨県・群馬県・栃木県・茨城県

■北海道・東北
北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県

■信越・北陸
新潟県・富山県・石川県・福井県・長野県

■東海
静岡県・岐阜県・愛知県・三重県

■近畿
大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県

■中国・四国
鳥取県・香川県・徳島県・高知県・愛媛県

■九州
福岡県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・佐賀県

加瀬倉庫のサイト内で検索することができますよ。

支払い方法

■口座自動振替

口座振替ができます。前月の28日に利用料金が引き落とされます。

■クレジットカード

クレジットカードで支払いができます。利用可能なクレジットカードは、

JCB・VISA・MasterCard・Diners Club・AmericanExpress です。

解約方法

解約したい月の前月末日までに、「解約届書」をFAX・郵送・メールで送ります。解約月の末日をもって解約となります。

解約月の末日までに荷物を搬出し、翌月5日までに鍵を返却すれば解約となります。

たとえば今が4月として、5月に解約したいのでしたら4月中に解約届書を提出しないといけませんね。その後、5月31日までに荷物をすべて出して保管庫を空にし、鍵を運営会社に郵送します。

郵送先は、運営会社のWEBサイトに記載されています。

禁止事項

物品の搬入や保管以外のことは禁止

トランクルームは物品を保管するための場所です。

それ以外のことは基本的には禁止されています。たとえば寝泊まりをする・作業をするなどです。

また、当たり前の話ですが他の利用者の迷惑になるようなこともやってはいけませんね。

保管禁止物もある

基本的にはほとんどの物品を保管することができますが、保管禁止になっているものもあります。

加瀬倉庫の規約を見てみましょう。

レンタルスペース一時使用約款

第5条(禁止収納物)

乙は、契約物件内に次の動産類等を収納してはならない。
(1)現金、小切手・株券・手形その他の有価証券、預貯金通帳、クレジットカード、切手、印章、宝石、貴金属等。

(2)原付バイク・自動二輪全て・自動車・ゴーカート・ヨット含む船舶等の原動機付の物、及び左記物品の原動機付の一部。

(3)高級ブランド品、和服・美術品等の高価な物品類、その他、乙に於いて重要な書類及び差し支えの有る物。

(4)シンナー・ガソリン・石油等の揮発性・発火性を有する物、化学変化を起こす物、可燃性ガス、爆発物その他危険物、ペンキ等の塗料、建築ガラ、その他産業廃棄物、明らかにゴミである物、及び本物件設備を汚損・劣化させる物品。

(5)刀剣類・拳銃等の銃刀法に違反する物、いわゆる薬物5法及び薬事法に指定された毒物・劇物・指定薬物、及びその他の違法な物品。

(6)保存・保管に適さない食品・飲料類。

(7)動物・植物等の生物類。

(8)遺体・遺骨・遺灰・位牌・遺影、及びこれらに類するもの。

(9)腐敗、変質しやすい物品、臭気を発する物品、あるいはその可能性がある物品。

(10)定価総額50万円を超える動産類。かつ1点または1組で定価20万円を超える動産類。

このように書かれています。バイクなどは、バイク用の保管庫であれば大丈夫ですが、通常のトランクルームでは禁止のようですね。

お金や高級品は盗難にあったときに補償できないですし、保存できない食品や生物なども保管するのはおかしいです。

常識的に考えるとそれはダメだよね…と理解できる物品ですね。

オプションなど

「車を持っていなくて荷物が運べない」

「自宅からトランクルームの距離が遠くて運転が大変」

そんな場合には、運搬サービスや引っ越しサービスを利用しましょう。

運転手付きレンタルトラック

運転手付きのレンタルトラック…略して「レントラ便」は、トラックと運転手をレンタルできるサービスです。

レンタカーを借りて自分で運転するのが不安…という方も、レントラ便を利用すれば安心です。

「荷物を積み込む時間」+「お届け先への移動時間」+「荷物を降ろす時間」の合計時間に対して料金が発生します。

引越しサービス

同じ加瀬グループの加瀬運輸では、加瀬倉庫のトランクルームの利用者に対して引っ越しサービスを提供しています。

自宅からトランクルームへの荷物の運搬を行ってますから、大きな家具を運ぶびたいときには助かりますね。

注意ポイント

短期で保管するのは避けること

特別な事情があるのでしたらしかたがありませんが、できるだけ短期での利用は避けた方がいいです。

最初に事務手数料などの料金がかかってしまうので、そのぶんが割高になってしまいます。

トランクルームを利用しするのでしたら、どんなものかお試しで利用するというよりも、長期間しっかり使っていくつもりで利用開始したほうがいいですよ。

とはいえ、実際に利用してみないとどんなものかわからないですから、お試し的に利用してみるときには初期費用で料金がかかることを覚悟して始めましょう。

たとえば、シーズン外の洋服や家電を保管するとか。春になったときに冬物の服を預け、半年後くらいに秋になったら取り出すといった利用方法があげられますね。

不要なものを保管するのはダメ

不要な物をトランクルームに保管して月額料金を支払うくらいでしたら、それは捨ててしまうべきです。

自宅のスペースを広げることができますが、本当だったら捨ててもいいものなのに、

「捨てにくいから」

「一応とっておこう」

といった気持ちでトランクルームに保管するのはムダな出費になると思いますよ。

車が無いと利用しにくい

駅周辺にトランクルームがあっても、電車で荷物を運ぶのは大変ですし、大きな荷物だと運べないですよね。

とくに屋外のボックスは、市街地よりも郊外に見られますので、車がない利用がしにくいです。

とくに何度も出し入れをする場合に車がほしいですが、いったん保管したら後にはほとんど取り出しをしないのであれば、最初に搬入するときだけレンタカーを使うのもありです。それでしたら車がなくても大丈夫です。

こんなときに加瀬倉庫を利用しよう

  • 頻繁に物品を出し入れする予定がある。
  • 好きな時に自由に物の出し入れしたい。
  • 家具や家電などの大きな物を預けたい。
  • 近くに加瀬倉庫の保管スペースがある。

宅配型トランクルームと違って、自分で自由に物を出し入れすることができますし、ダンボールに梱包したなくてもそのままの状態で預けることができます。

※宅配型トランクルームは、ダンボールに梱包して宅配で倉庫に送り、保管をしてもらうサービスです。

加瀬倉庫の屋外コンテナボックスや屋内トランクルームの利用は、運営会社の倉庫に物を預けて管理を任せるより、自分で管理したい方に向いています。 また、車を持っている方のほうが、このサービスの利用しやすいです。

あなたの住まいの近くにトランクルームがあるのでしたら、ぜひ利用してください。

契約書類のやり取りは郵送でやるのではなくて、WEBで申し込んでそのままWEBでやり取りすると、早く利用開始できます。1~2日後に利用開始できますよ。

こちらから加瀬倉庫の詳細を見れます。

 加瀬倉庫の公式サイトで詳細を見る 

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