スペースプラスは屋外型・屋内型のトランクルームのサービスです。
この記事では、スペースプラスのサービス特徴や利用方法、おすすめポイントなどについて解説をします。ぜひ参考にしてください。
サービスの特徴
スペースプラスはトランクルームのサービスです。主に、
- 屋外に設置されたコンテナ型の保管庫
- 屋内(ビル内など)に作られた保管庫
- 屋外のバイク用コンテナ型保管庫
の3種類の収納スペースがあります。
これらの収納スペースには、365日・24時間いつでも好きな時に物品を出し入れすることができます。
物を保管できるスペースをレンタルして、それを丸ごと自分で管理する形ですね。鍵をもらって、好きなときに出し入れすることができます。
利用開始までの流れ
申し込み~契約完了まで
申し込みから契約完了までの基本的な手順は、
- WEBサイトで利用したい保管庫を探す
- WEBや電話などで契約の申し込みをする
- 契約書類を受け取って、記入・提出をする
- スペースプラスの審査で合格するのを待つ
- 契約完了後、鍵を受け取って利用開始する
となっています。
利用したい保管庫を探す
まずは、スペースプラスのWEBサイトでトランクルーム物件を探します。
空き状況も確認することができます。
利用した物件を決めたらあとには、
- 郵送で契約する
- 会社に訪問して契約する
という2種類の申し込み方法がありますので、分けて説明していきます。
郵送で契約する場合
電話やWEBなどで契約の申し込みをする
WEBサイトで物件を確認したら、電話・問い合わせフォーム・FAXのどれかで予約を申し込みます。
物件の名前、あなたの名前や住所、メールアドレスなどを伝えます。
契約書類を受け取って、記入・提出をする
スペースプラスから契約書類と初期費用の明細が送られてきます。
契約書類に記入をしたら返送をし、明細に書かれた初期費用を支払います。銀行やコンビニでの振り込みになります。
以後の月額料金支払いは口座振替です。
審査で合格するのを待つ
スペースプラスによる審査が行われるので結果がでるのを待ちます。
契約完了後、鍵を受け取って利用開始
審査に合格するとスペースプラスからトランクルームの鍵が送られてきます。
その後すぐに鍵を使って自由にトランクルームを利用できるようになります。
会社に訪問して契約する場合
運営会社の本部に行って申し込みをします。
来社前日までに電話・WEBサイトの問い合わせフォーム・FAXで予約が必要です。
いきなり訪問しても対応してもらえないかもしれないですので、注意してください。
訪問先の住所
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町1-18-2 中野オイスタービル4階
株式会社ランドピア
TEL.03-3661-5633
トランクルームの場所ではなくて運営会社の本社に行って契約をします。
あなたの住まいが近くでもない限り訪問するのは大変えすから、郵送で契約したほうがいいですね。
持ち物
契約に必要なものを忘れずに持って行ってください。
契約に必要なものは、
- 身分証明書
- 銀行届出印
- 初期費用の振込
です。
身分証明書は、
- 個人の場合:運転免許証や保険証のコピー
- 法人の場合:登記簿謄本のコピー
です。
会社での契約の流れ
契約書類と初期費用の明細を受け取る。
契約書類に記入をして提出をし、初期費用の支払いをする。
その後、スペースプラスによる審査結果が合格になれば、契約完了となります。
鍵を受け取ったら、自由にトランクルームを利用できますよ。契約当日から利用し始めることができます。
申し込みから利用開始までにかかる時間
契約書のやり取りをどのようにするかで、利用開始までの時間が変わります。
- 郵送で契約する場合:申し込みをして2週間後から使用できる
- 会社訪問して契約する場合:申し込みをして契約した当日から使用できる
早くトランクルームを利用できる申し込み方法は、直接会社に行っての契約ですね。
ただし、トランクルームの場所に行くのでなくて、運営会社の本社に行って契約することになります。※住所は東京都中央区日本橋です。
ほんとうに今すぐ早く契約したいのでしたら、少し遠かったとしても直接会社に訪問して契約をしたほうが早くできますね。
郵送するのには時間がかかりますから、2週間程度はかかってしまいます。
3か月以内の短い間だけ利用するときは解約手数料を無しにできる
利用をした後に解約をして利用を止めるときには、現状確認・クリーニング・鍵の付け替えの料金がかかります。
その解約手数料は 5,000円。
3か月以内の短期間だけ契約して利用するときには、解約手数料を免除することができます。
最初から短期間だけ利用するつもりでしたら、「短期間契約」をしたいと申し出て、契約時に短期契約届出書も一緒に提出をしてください。
申し込み前にトランクルームの中を見学することはできるか
結論としては、見学できる場合とできない場合があります。
現場やトランクルームのタイプによって見学が可能なものと可能でないものがありますので、見学をしたい場合は問い合わせをして確認をしてください。
見学可能な物件でも、満室の場合は他の物件を見学となります。
WEBサイトにトランクルームの写真が掲載してあるので、それを見てイメージしましょう。
利用方法
24時間自由に使える
自分で荷物を運び契約したトランクルームに入れて保管します。屋外型・屋内型どちらのトランクルームでも、出入りは自由にできます。
基本的には、車で荷物を運ぶ
屋外型のトランクルームの場合、収納保管庫のすぐ近くまで車をつけることができます。
自分で持ち運べるサイズ・重さのものであれば、自宅に近い物件や駅に近い物件を契約して車を使わずに利用することもできますね。
保管
搬入・搬出・保管
屋内型・屋外型トランクルームの保管上のメリットは、
- 物品をそのままの状態で保管できる
- 家具・家電など大きな物を保管できる
- 24時間・自由に物を出し入れできる
です。
物品はダンボールに梱包してもしなくても大丈夫です。家電や家具などをそのままの状態でも保管することができます。
宅配型トランクルームだと、物を預けた後に取り出して自宅へ宅配してもらうときに費用がかかることがほとんどです。また、ダンボールに梱包をしなくてはいけません。
※ダンボールに梱包して宅配で倉庫に送り、保管をしてもらう宅配型と呼ばれるトランクルームがあります。
しかし、スペースプラスの屋外型・屋内型トランクルームでしたら、何度出し入れしても料金はかかりません。よく出し入れする物を保管するのにおすすめです。
セキュリティ面
現場に管理人はいませんが、運営会社のスタッフが定期巡回を行っています。
鍵のかけ忘れには注意してください。もしも鍵をかけ忘れてしまい盗難にあってしまったら、それは自分の責任になります。
保管の温度・湿度
屋外のコンテナ型の保管庫の天井・側面には断熱材を使用し、温度は外気のプラスマイナス5℃となっています。
湿気に関しては、通気孔を設けているので結露の心配は無し。必要に応じて除湿剤等を使うといいです。
屋内のトランクルームは、空調システムが完備されています。天候などによる環境の変化に左右されないことやホコリや湿度に対して強い点が屋内のメリットです。
屋外型と屋内型の保管環境の違い
ここで屋外型と屋内型の一般的な違いを説明しておきます。
屋外型は、ロードサイドや住宅地の空き地にコンテナ型のボックスを保管庫とするものです。
屋内型は、建物内のフロアを仕切ってつくった保管庫ですね。
屋外型トランクルーム
屋外型トランクルームは外気に影響されやすいです。
外気が暑いときには保管庫内も暑くなり、外気が寒いときには保管庫内も寒くなります。それから梅雨の時期などで雨が降り続くようなときには、保管庫内の湿度も高くなってしまいます。
スペースプラスの物件は断熱材が使われていて、温度は外気の ±5℃になるようです。
屋内型トランクルーム
屋内型トランクルームは建物の中にあり、空調管理がなされていて温度・湿度がコントロールされていることが多いです。
カビの発生したら困るようなものは、屋内型トランクルームに保管すべきです。
バイク用保管庫
スペースプラスには、屋外に設置されたバイク専用の保管庫があります。
コンテナ型保管庫のバイク専用といったところです。
屋外のバイク専用の保管庫の環境は、屋外型トランクルームと同じようなものと考えておけばいいでしょう。
料金プラン
トランクルームは、月額で決まった料金を支払って利用をします。
利用開始前には月額料金を先に支払ったり、事務手数料を支払います。これが初期費用です。
- 初期費用
- 月額保管料
の順番で解説していきます。
初期費用
利用開始前には次の初期費用がかかります。どのような内容かというと、
- 月額利用料:当月分の日割り料金+翌月分の料金
- 事務手数料:月額料金の1ヶ月分
です。当月の月額料金+翌月分の月額料金は、まず最初に支払いすることになっています。
月末が近い20日以降に契約開始した場合は、当月分+翌月分+翌々月分の料金を初期費用として支払います。
契約時の事務手数料も必要です。
事務手数料は基本月額料金の1か月分ですが、下限として 5,000円と設定されています。たとえば月額料金 3,000円くらいの安い物件の場合、事務手数料は3,000円ではなくて 5,000円になります。
■注意 更新手数料あり
初期費用ではありませんが、1年毎に更新料が5000円かかります。
共益費などは必要ないようですね。
利用する施設を維持するための費用で、どの物件を利用するのにも変わらず一定額の支払いをすることが多いです。管理費ともいいます。
月額保管料金
物品を収納する保管スペースに対してかかる純粋な月額保管料です。
収納保管スペースに対する月額保管料
月額保管料金は、
- 保管スペースの広さ
- 立地のよさ
によって決まります。
保管庫の広さに対して料金が設定されています。あたりまえですが狭いところであれば安いですし、広いところになると高くなります。
広さは「畳」と使って表していて、1畳だと○○円、3畳だと○○円といった具合です。
おおよその料金は保管庫の広さによって決まるのですが、立地によっても料金が変わってきます。
ひとことで言うと、大都市圏で立地がよいところでは料金が高くなり、逆に田舎で立地がよくないところでは料金が安くなります。
東京や大阪などの大都市にあるトランクルームは利用料金がとても高くなっていますし、駅から近いところは料金が高くなり駅から離れたところは料金が安くなりますね。
土地や建物などの不動産を使ったサービスなので、このようにして料金が決まります。
東京で例をあげると、
屋外 | 屋内 | |
1畳 | 8,000円 | 10,000円@ |
4畳 | 24,000円 | 26,000円@ |
ほどです。
地方ではこの料金よりも安くなりますよ。
たとえば北関東や東北あたりの物件を見てみたら、3~4割減くらいになっていました。
月額の利用料金は、保管スペースの月額料金と共益費を足し合わせるのことが多いですが、スペースプラスでは共益費が無いようです。
トランクルームを利用するときには、物件の料金を確認するときには保管スペースにかかる月額料金の他に共益費などがないか確認するようにしましょう。
1Fよりも2Fが安い
とくに屋外のコンテナ型の保管庫がそうですが、1Fよりも2Fのほうが料金が安くなります。
コンテナ型保管庫の2Fに搬入するときには、移動式の大きな階段を設置して、運び入れなくてはいけません。
移動式の階段は現場には用意されていますが、移動させて設置しなくてはいけないので手間がかかりますし、重いものだと運び入れるのも大変です。
そんなわけで、料金は2Fのほうが安くなっています。
どのくらい安いかというと、少し調べてみると2割引きという物件がありました。
同じ場所で同じ保管スペースの広さ(2畳)で、
- 1Fだと 10,000円
- 2Fだと 8,000円
でした。
対応エリア
トランクルームがある都道府県です。
■北海道・東北
北海道・岩手県・宮城・山形県・福島県
■関東
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県
■中部
新潟県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
■近畿
滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
■中国
島根県・岡山県・広島県・山口県
■四国
徳島県・香川県・高知県
■九州・沖縄
福岡県・大分県
スペースプラスのサイト内で検索することができますよ。
支払い方法
■銀行振込
銀行振込 銀行・ATM、またはインターネットバンキングで指定口座まで振込み
■コンビニ支払い
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス
解約方法
解約したい月の前月末までに申し出て、翌月末をもって契約終了となります。
それまでに荷物をすべて運び出して、保管庫の中を空にします。
※解約手数料(現状確認・クリーニング・鍵付け替え料)として、5,000円に消費税を加えた金額がかかります。
禁止事項
スペースプラスのトランクルームは、基本的に保管をするための場所です。
それ以外の行為…作業をする・寝泊まりするなどは避けるべきですね。
また、保管するのに禁止されているものとしては、一般的に次のようなものがありますよ。
- 動植物などの生き物
- 腐敗物など悪臭を発する物
- ガソリンやガスなどの危険物
- お金などの貴重品や高級品
生き物や腐敗物は、保管庫内が汚染されたり、悪臭を放って他の利用者に迷惑をかけてしまいます。
ガソリンやガスは危ないですし、お金や高級品などは盗まれてしまったときに補償されません。
注意ポイント
短期で利用するには短期契約を申し出ること
契約をして保管庫を利用し、解約をするときには、解約手数料が5000円かかります。(現状確認とクリーニング、鍵の付け替え料金として)
しかし、3か月以内の短期間の契約のときには、解約手数料を免除してもらうことが可能です。
契約のときに「短期契約です」と申し出て、短期契約届出書も一緒に提出してください。
適用されるのは3か月以内の場合です。
もし4か月間利用する計画でしたら、なんとか3か月にできないか考えてみるのもよいですね。解約手数料の5000円を無くすことができます。
短期で保管するのは避けること
特別な事情があるのでしたらしかたがありませんが、できるだけ短期での利用は避けた方がいいです。
最初に事務手数料が1か月分かかりますので、短い期間のわりに料金が高く感じられます。
トランクルームを利用するのでしたら、長期間しっかり使っていくつもりで利用開始したほうがいいですよ。
たとえば、シーズン外の洋服や家電を保管するとかです。春になったときに冬物の服を預け、半年後くらいに秋になったら取り出すといった利用方法があげられますね。
また、レジャー用品を年間を通して保管するとか。
どんなものかお試しで気軽に利用してみて「やっぱりやめた」となったら、お金をムダにしてしまいます。
初期費用で料金がかかることを覚悟して始めましょう。
不要なものを保管するのはダメ
不要な物をトランクルームに保管して月額料金を支払うくらいでしたら、それは捨ててしまうべきです。
自宅のスペースを広げることができますが、本当だったら捨ててもいいものなのに、
「捨てにくいから」
「一応とっておこう」
といった気持ちでトランクルームに保管するのはムダな出費になると思いますよ。
こんなときにスペースプラスを利用しよう
- 頻繁に物品を出し入れする予定がある。
- 住まいの近くにスペースプラスがある。
- 好きな時に自由に出し入れしたい。
- 家具や家電などの大きな物を預けたい。
- バイクをコンテナ型の保管庫に預けたい。
スペースプラスの屋外コンテナボックスや屋内トランクルームの利点は、自分で自由に物を出し入れすることができること、ダンボールに梱包していなくてもそのままの状態で預けられることです。
運営会社の倉庫に物を預けて管理を任せるより、自分で管理したい方に向いています。 また、車を持っている方のほうが、このサービスの利用しやすいです。
スペースプラスのWEBサイトはこちらです。
あなたの住まいの近くにトランクルームがあるのでしたら、ぜひ利用してください。
3か月以内の短期の利用の場合には、短期契約として申し込みをしてください。解約時の手数料5,000円がかからなくなります。