minikura(ミニクラ)は宅配型トランクルームのサービスです。
この記事では、minikura(ミニクラ)のサービス特徴や利用方法、おすすめポイントなどについて解説をします。ぜひ参考にしてください。
サービスの特徴
宅配型トランクルームとは、ダンボールに物品を詰めて宅配で送って倉庫に預けることができるサービスです。
ダンボールのまま保管することもできますが、ダンボールの中の物を1点ずつ写真を撮ってもらうこともできます。
写真をデータ化をしてスマホで見ることができて、実物を手元に置かずして物をスマホで管理できるようになります。
預けたものが必要になったらスマホの写真で物品を選べば、自宅に届けてもらうことができます。
利用方法
利用開始までの流れ
利用開始までの手順は、
- スマホ・パソコンで会員登録する
- 専用のダンボールを送ってもらう
- ダンボールに預けたい物を詰める
- スマホ・パソコンで集荷依頼する
- 配達員の方にダンボールをわたす
これで運営会社の倉庫に預けられます。
minikura(ミニクラ)の専用ダンボールに梱包して預けます。
ダンボールを預けて箱ごと管理してもらうこともできますし、30点までであればスタッフが1点ずつ撮影することもできます。
WEBサイトから自分が預けた物を写真で確認できたり、1点からでも依頼をして自宅へ配送をしてもらえます。
ダンボールに荷物を積めて梱包したら集荷の依頼をかけて引き取りにきてもらうか、もしくは自分で発送します。取り寄せたダンボールと一緒についてきた送付伝票を使います。
保管
保管を行うのは、運営会社の寺田倉庫です。
寺田倉庫は倉庫・保管業の専門会社。ワインや美術品などデリケートなものの保管サービスを行っていて、老舗かつプロですから安心して荷物を預けられますよ。
24時間・365日、温度や湿度をコントロールしていて、保管品にとってよい環境を常に維持しています。
保管温度は10℃~28℃、湿度は40~65%です。
カビの発生を防ぐには湿度管理が非常に重要です。湿度70%…80…%となるとカビが発生しやすくなりますが、倉庫では湿度65%を超えないように管理が行われています。
それから、専門会社が保管してくれますからセキュリティ面でも安心ですね。
倉庫は有人の管理、監視カメラの設置、倉庫に入ることができるのは専門会社のスタッフのみです。
あなたが預けた物品の破損や盗難などに関して心配はいりません。
物品の取り出し
預けて保管中のものが使いたくなったら、スマホで写真を選んで自宅に届けてもらうように依頼することができます。
預けるときにはダンボールに入れてたくさん物を入れて送りますが、取り出すときには1点から取り出すことが可能。
写真で1点を選ぶこともできますし、「コレとコレと…あとコレ」と選んだ3点でも取り出すことができまし、ダンボールのまま取り出すこともできます。
WEBサイトから取り出す物・名前・住所・日時などを指定し依頼をすると、自宅に届けられます。
「1点ずつの管理でなくて、ダンボールごと1箱で管理してくれればいい」
と思う場合は、写真を撮らないようにお願いすることもできます。そのほうが料金が少し安くなるのでお得ですね。
プランと料金
minikura(ミニクラ)には5つのプランがあります。
minikura HAKO・・・撮影なしで箱ごと保管するプラン。20kgまでなら点数制限なし。
minikura MONO・・・1点ずつ撮影してWEBサイトから写真を見て管理できるプラン。30点まで写真撮影可能です。
minikura Library・・・書籍専用。1冊ずつ写真で管理できるプラン。本、楽譜、DVD、ゲームソフト、CD、ノートなども可能。
minikura Closet・・・衣類を吊るして保管するサービス。コートやスーツなどに適しています。最大10点まで。
minikura クリーニングパック・・・クリーニングをしてから保管をするプラン。1パックにつき10点まで。
minikura HAKO とminikura MONO の違いは、写真撮影をするか・しないかです。
によって変わります。上記したようにminikura(ミニクラ)の専用ダンボールを取り寄せて使用します。
また、書籍専用のプランがあります。何個でも保管ができて1点ずつ管理できるプランです。WEBサイトから本の写真を見つつ管理をすることができます。
衣類を吊るして保管するminikura Closetプラン、クリーニングしてきれいにしてから保管をするminikura クリーニングパックがあります。
ダンボールサイズ・バッグサイズ
minikura HAKOとminikura MONOプランでは、ダンボールは2サイズあります。
minikura Libraryプランでは、ダンボールサイズは1サイズです。
プラン | 箱・バッグ種類 | サイズ |
---|---|---|
minikura HAKO | レギュラーボックス | 幅38 × 奥行38 × 高さ38cm (54872㎠) |
ワイドボックス | 幅60 × 奥行38 × 高さ20cm (45600㎠) |
|
ブックスボックス | 幅42 × 奥行33 × 高さ29cm (40194㎠) |
|
minikura MONO | レギュラーボックス | 幅38 × 奥行38 × 高さ38cm (54872㎠) |
ワイドボックス | 幅60 × 奥行38 × 高さ20cm (45600㎠) |
|
minikura Library | Library用ボックス | 幅42 × 奥行33 × 高さ29cm (40194㎠) |
minikura Closet | 専用バッグ | 幅40 × 奥行40 × 高さ40cm (64000㎠) |
minikura クリーニングパック | 専用バッグ | 幅40 × 奥行40 × 高さ40cm (64000㎠) |
レギュラーボックスは四角のダンボール箱ですね。ワイドボックスは平べったい箱になります。
minikura Closetとminikura クリーニングパックでは、申し込みをするとダンボール箱ではなくて専用バッグが送られてくるので、それに衣服を入れます。
料金
料金を、
- 初期費用
- 月額料金
- 取出費用
に分けて見てみましょう。
初期費用
まず初期費用はかかりません。預け入れるときの送料や写真撮影も無料です。
月額費用
次に月額費用です。ダンボール1箱に対して1か月間の保管料が決められています。
- minikura HAKO 250円/箱
- minikura MONO 300円/箱
- minikura Library 450円/箱
- minikura Closet 500円/バッグ
- minikura クリーニングパック 11,000円/バッグ ※6か月
minikura クリーニングパックは6か月間保管するプランです。シーズンオフになった洋服をクリーニングしてそのまま次のシーズンまで保管しておくことができます。7か月以降は月額500円がかかります。
取り出し送料
スマホ・パソコンでWEBサイトから依頼すると1点でもダンボールでも取り出し可能ですが、費用がかかります。
minikura HAKOでは箱ごと取り出すことだけできます。
minikura MONOやminikura Libraryでは箱ごと取り出すこともできますし、1点ずつ取り出しをすることができます。
箱ごと取り出す場合は、保管期間が12か月未満の場合は、1000円の送料がかかります。保管期間が12か月より長くなると取り出し費用はかかりません。無料です。
1点ずつ取り出しをする場合は、プランによって異なる送料がかかります。
料金まとめ
各種料金を表にまとめると次のようになります。
プラン | 箱・バッグサイズ | 月額保管料 | アイテムごとの取り出し料 | 箱・バッグごと取り出し料 |
---|---|---|---|---|
minikura HAKO | ・レギュラーボックス幅38×奥行38×高さ38cm ・ワイドボックス幅60×奥行38×高さ20cm ・ブックスボックス幅42 × 奥行33 × 高さ29cm(HAKOプランのみ) |
250円/箱 | 不可 | 12か月未満:1000円 12か月以降:無料 |
minikura MONO | 300円/箱 | 800円 | 12か月未満:1000円 12か月以降:無料 |
|
minikura Library | Library用ボックス 幅42 × 奥行33 × 高さ29cm | 450円/箱 | 基本料324円+1冊あたり32円 | 12か月未満:1000円 12か月以降:無料 |
minikura Closet | 専用バッグ 幅40 × 奥行40 × 高さ40cm | 500円/バッグ | 基本料450円+1点あたり50円 | 12か月未満:1000円 12か月以降:無料 |
minikura クリーニングパック | 専用バッグ 幅40 × 奥行40 × 高さ40cm | 6か月間で11,000円/バッグ(7か月以降は500エ円/バッグ) | 800円 | 無料 |
※税抜きの料金です。
■日割り計算は無し
月額保管料金は、1日から月末日までを1か月として計算しています。1か月に満たない場合は1か月分として計算をします。
早期取り出し料金
入庫月から2か月に満たないときにダンボール箱ごとで取り出しをすると、早期取り出し料金がかかります。
入庫した日から1か月以内に取り出した場合 | 月額保管料 2か月分 |
入庫した日から2か月以内に取り出した場合 | 月額保管料 1か月分 |
アイテムごとの取り出しの場合は、早期取り出し料金はかかりません。
支払い方法
■クレジットカードで支払い
VISA、JCB、MasterCard、NICOS、AmericanExpress、Diners Club、AUSTRALIAN BANKCARD が使えます。
毎月の利用料金として月末締めにて、クレジットカードへ請求。
※デビットカード・海外発行クレジットカードは利用できません。
※支払いはクレジットカードのみです。クレジットカード以外で支払いはできません。
解約方法
預けた荷物をすべて取り出したら、翌月からの料金がかからなくなります。
倉庫に預けたものをすべて取り出すことが解約になります。
荷物を預けていなくても会員のままでいることができて、再び物を預けたくなったらダンボール箱を取り寄せて荷物を預けると料金が発生します。
会員をやめたい・退会したいときには、WEBサイトでログインしてから「お問い合わせ」を選んで、問い合わせ区分から「退会について」選んで退会を依頼します。
お金がとられるわけではないので、そのまま会員でいればいいと思います。
オプションなど
minikuraMONO、Closet、Library、クリーニングパックを利用している場合は、預けている物品をヤフオク!に出品することができます。
品物を預かって、写真撮影・発送をあなたの指示にそってやってくれるサービスです。
minikura HAKO を利用している場合は、ヤフオク!出品はできません。
注意ポイント
1~2か月の短期保管はしないほうがよい
預けた後すぐに取り出すと、通常の取り出し送料に追加して「早期取り出し料金」がかかってしまいますから、1~2か月程度の短期間の保管はしないほうがいいです。
入庫した日から1か月以内に取り出した場合 | 月額保管料 2か月分 |
入庫した日から2か月以内に取り出した場合 | 月額保管料 1か月分 |
通常の取り出し料金とは別に追加される料金です。
たとえばminikura MONOプラン(月額250円)でダンボール1箱を預けて、箱ごと取り出すときには、
■4月5日に預けて4月30日に取り出したら
早期取り出し料金 500円 + 取り出し送料 1000円 = 1500円 です。
■4月5日に預けて5月15日に取り出したら
早期取り出し料金 250円 + 取り出し送料 1000円 = 1250円 です。
■4月5日に預けて6月15日に取り出したら
取り出し送料 1000円 のみです。
12か月を超えて保管できる計画を組む
長期間保管をして12か月未満のときには、取り出し送料の1000円がかかりますが、それよりも長く保管すると取り出し送料が無料になります。
たとえば、4月5日に預けて翌年の4月6日以降に取り出したら取り出し送料 は無料です。
1箱、2箱であれば、送料が多少かかってもいいかもしれませんが、もし10箱、20箱と大量に保管するのであればどんどん送料が大きくなりますよね。
12か月を超えて保管をしっぱなにしても大丈夫なものであれば、むやみに取り出したりせず保管したままがいいですね。取り出し送料がかからなくなります。
ダンボールに入らないものは預けられない
ダンボールに入らないものは保管できません。
たとえば、スノーボードやスキー板、家具や家電は預けられません。ダンボールに入りやすい洋服や本などを預ける人が多いようですね。
保管しているのを忘れないこと
保管したことを忘れてしまって一生預けっぱなし…みたいなことになると、毎月毎月料金がかかってしまいます。
少額かもしれませんが注意してください。
「しばらく預けておいたけどコレ使わないな」
という物があれば取り出して処分したり、ヤフオク!出品サービスをつかって売ってしまうほうがいいかもしれませんね。
評判・口コミを紹介
シーズン外の冬服を保管する
冬服を
サマリーポケット
minikura
で保管。使い心地はどうかな。。
— ぐりんち (@grinch00) May 29, 2020
本などしばらく使わない物を保管する
常時出し入れしないならminikuraとか案外いい。季節衣料とか読まない本とかCD、だけど捨てたくないものとか。
— c50cub96 (@c50cub96) June 17, 2020
minikura(ミニクラ)に預けてからメルカリで売って発送できる
この緊急時に、#minikura から、いらないものを、#メルカリ に流すのにはまりました。もっと世知辛いもんかと思ってたけど、そうでもないかも。
— shigatakeshi (@shigatakeshi) April 10, 2020
レジャー用品などもダンボール箱に入れて保管する
・HAKO
→スキー用セット一式とかをぶっこむ
・MONO
→レトロゲームや太めの技術書や使わなくなったキャプボ、売りたいかもしれないもの
みたいな感じっぽい。物理クラウドストレージだ
» minikuraの5つのサービスを徹底解説!利用方法や料金もご紹介 | トランクルーム虎の巻 https://t.co/7Nq2g3bLeW— ahy (@ahy444) March 29, 2020
料金が変わることがある
配送料が値上げ、、って理由で預かる料金が25%も上がるミニクラ笑
まぁそれでも月250円だし安いとは思うけど。
理由がいまいちだなー。minikura pic.twitter.com/V4a8UfQGzJ
— tom (@tom1_1_4) April 10, 2020
こんなときにminikura(ミニクラ)を利用しよう
- 預けたい物がダンボールケースに入る。
- 家の近く通常のトランクルームがない。
- 一度預けたらしばらく取り出ししない。
- 物の写真を1点ずつスマホ管理したい。
- ダンボールケースごと安く保管したい。
このような場合にはminikura(ミニクラ)を利用しましょう。
基本的にダンボールを使うのでダンボールに入らない物は預けられませんね。
預けたあとにすぐ取り出してしまうと別途料金がかかります。何度も預けたり取り出したりしていると料金がかさんでしまいますので、できれば長期間預けられるほうがいいですね。
たとえば、春になったときに冬物の服を預け、半年後くらいに秋になったら取り出すといった具合です。
さらにずっと保管できるもので、12か月間よりも長く預ければ通常の取り出し送料もかからなくなります。
写真でスマホ管理できるのもとても便利です。
「1点ずつの写真撮影はいらない。たんにダンボールの荷物をそのまま預けられればいい。」
という考えでしたら、minikura HAKOプランでいきましょう。月額保管料金250円でかなり安いです。
さらに、荷物の取り出すときにかかる費用にも注目です。
minikura(ミニクラ)の取り出し料金は箱当たり1000円です。
どの宅配型トランクルームでも、倉庫から箱ごと荷物を取り出すときには取り出し送料がかかります。
しかし、minikura(ミニクラ)は長期間保管をして12か月以降になると、取り出し送料の1000円がかからなくなります。
ダンボール1箱に対して1000円なので、箱数が多いときには取り出し料金がなくなった分、かなり安くなりますよ。
ダンボール箱をそのまま預けて箱のまま取り出す予定の方は、minikura の HAKOプランを利用すべきですね。
minikuraのWEBサイトはこちらです。