トランクルームの屋外型と屋内型の違い(それぞれのメリット・デメリットを解説)

基礎知識

トランクルームを利用しようと思って調べたときに、屋外型のトランクルームと屋内型のトランクルームが見つかるかと思います。

屋外型トランクルームと屋内型トランクルーム、どちらを選んだらいいのかは、保管する物や保管庫の立地条件などによって変わります。

屋内型・屋外型の違いをまとめましたので、どちらがよいか迷っている方はぜひ参考にしてください。

屋外型と屋内型のトランクルーム

屋外型トランクルーム

屋外にあるコンテナ型のボックスで収納をします。大きな道路沿いや住宅地などに立地していて、車でアクセスしやすいです。

物置の感覚で利用することができます。

屋内型トランクルーム

建物の中にある保管庫です。ビルの中のフロアを区切ってつくられた保管庫を利用します。

駅から歩いて行ける距離にあるなど、街中にあることが比較的多いですね。

屋外型と屋内型の違い

屋外型と屋内型の違いについて、

  • 保管環境
  • 搬出・搬入
  • セキュリティ
  • 料金

の面で違い見ていきましょう。

保管環境

屋外型の保管環境

屋外型のコンテナタイプの保管庫は、外気の影響を受けやすいです。

暑いときには保管庫内も暑くなり、寒いときには保管庫内も寒くなります。

また、雨が降る日などは、保管庫の中の湿度も高くなってしまいます。梅雨の時期などは保管庫内の湿気ってしまい、カビが生えやすくなります。

屋内型の保管環境

屋内型は、建物の中で空調管理が行われています。温度や湿度が管理されていますから、温度は安定しています。

また、雨の日であっても屋外型のように湿度が高くなることはないでしょう。

搬出・搬入

屋外型の搬出・搬入

屋外型トランクルームは、保管庫のすぐ近くに車を停めることができますから、車から保管庫まで少し運ぶだけで搬入が完了します。

大きな道路沿いや住宅地などに見られるので、車で運ぶのに適していますね。

屋内型の搬出・搬入

屋内型トランクルームは、建物のなかに保管庫がありますから、駐車場から保管庫までは台車を使うなどして運ぶことになるので、少し手間がかかりますね。

駅の近くのビルにあることも多いですから、あなたが持って運べるものであれば、電車やバスなどで運んで保管することもできますね。

とても重い物を保管するのでしたら、屋外型のほうが楽にできます。

セキュリティ

屋外型のセキュリティ

屋外型では、コンテナボックスは施錠されていますが、敷地内には誰でも入れるようになっていますね。また、防犯カメラが無かったりします。

屋内型のセキュリティ

屋内型のほうがセキュリティレベルが高いです。

まず、建物に施錠がされており、建物の中のトランクルームにも個別に施錠がされています。つまり二重にロックされているということです。

また、建物内には防犯カメラが設置されていますし、スタッフによる巡回もあります。運営会社の中には、常駐スタッフがいるところもありますね。

料金

屋外型の料金

同じ広さの保管庫なら、屋外型トランクルームのほうが利用料金が安いです。

とくに、都市から離れているところだと、屋外型トランクルームは安いですね。

屋外型の料金

屋外型トランクルームのほうが料金が高いです。

屋内型のほうが空調設備が整っていたり、セキュリティ面が強いので、そのぶん料金が高くなっています。

メリット・デメリット

上記した屋外型と屋内型のトランクルームの違いを、こちらでわかりやすくまとめてみます。

屋外型 屋内型
保管環境 外気に影響され夏は暑く冬は寒い。
古い保管庫だと雨が侵入する可能性がある。
カビの発生等、物品が劣化しやすい。
空調管理され温度や湿度が調整されている。
湿度管理されている場所であればカビが発生しにくい。
搬出・搬入 保管庫の前に車を停められるので、重い物でも搬入が楽。
駐車場から建物の中の保管庫まで運ぶ。
駅から歩いて行ける距離に多い。
セキュリティ セキュリティレベル低い。
保管庫は施錠されているが敷地内には自由に入れる。
セキュリティレベル高い。
建物と保管庫で二重の施錠。
料金 安い 高い

屋外型・屋内型トランクルームの利用方法

屋外トランクルームの保管に向いている物

保管庫内の温度や湿度に気をつかわなくてよいものを保管します。

たとえば、バイク、自転車、工具、DIY用具、園芸用具、バーベキューセット、スキー板といったものです。

実際は屋内型に保管したほうがよりよいのですが、屋外型に保管も可能といったところです。

屋外トランクルームの保管に向いている物

カビや虫食いなどの劣化があると困るもの、大事に保管したいものは屋内型に保管します。

たとえば、衣類、書類、電化製品、雑貨、コレクション、寝具、販売商品の在庫などですね。

まとめ

以上、屋外型・屋内型トランクルームの違いについて解説しました。

保管環境やセキュリティ面を見ると屋内型のトランクルームのほうがいいです。しかし、必ず屋内型を使いましょうというわけではないです。

保管環境やセキュリティ面がよくなくてもいい物品に関しては、屋外型に保管すればいいですし、車での搬入がしやすいというメリットもあります。

バイクなどは、屋外型でしか保管できないですよね。メリット・デメリット、利用方法を見て、あなたが保管したい物がどちらに適しているのか選んでください。

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