転勤で引っ越しする時に有給休暇は何日とっていいのか

引っ越し

引っ越しをするときには、土日の休みをつかったり、有給休暇をとったりすることになるかと思う。

※この記事では土日が休日であるとして話を進めていく。

会社によっては、出勤扱いとしてくれて、引っ越し作業=会社の業務、とみなしてくれる会社もあるだろう。

しかし、そうでない会社もある。

そのときに悩んでしまうことは、引っ越しで有給休暇をとっていいのか?取るとしたら何日くらいいいのか?という点だ。

有給休暇は何日とっていいか

僕は、2日は有休をとっても問題ないだろうと考える。

「1日有休をとって、土日と合わせて3日間で引っ越しをします。」と言って、文句を言われることはないだろう。

「2日有休をとって、土日と合わせて4日間のなかで引っ越しをします。」と言っても、まあ許されると思う。

荷物を新居に運び入れるだけであれば、1日で可能であるが、荷をほどくとか、ガス開栓をするとか、前の住居と同じように普通に生活できるよう状態を整えるのに、やることは多い。2日はかかってしまうと思う。

ただし、引っ越し作業として必要な日数は有休をとってもいいが、必要以上にとるのはNGだと思う。

会社都合の引っ越しで休日でやるのはおかしいこと、有給をとらないと新しい職場で、そもそも有休はとっていいものだという点が、その理由だ。

有給休暇をとっていいと思う理由

会社都合の引っ越しで土日の2日間を使うはおかしい

転勤は、会社の指示によるものであり、会社の都合によるものだ。

土日の2日間をつかって引っ越しを行ったとしたら、自分の休み時間がほとんど消えてしまう。荷造りしたり、移動したり、荷ほどきしたり…。

土日休みは、あくまで休みである。会社都合で引っ越しなのだから、自らの休日をすべて返上して引っ越しを行う…、そこまでやらなくてもよかろうと思うのだが、どうだろうか。

もっと言えば、引っ越し前の土日休みに、新居探し、引っ越し準備で、相当な時間をつかってきているはずだ。引っ越しのときくらい有給をとってもいいと思う。

過去に、会社の転勤で引っ越しをしたことがある人であれば、うなずいてくれるはずだ。

文句を言う人がいたら、これまでに転勤の引っ越しを経験したことがない人か、経験したことはあるけど、有給休暇をとらずにやった人で「だからお前もそうしろ!」と思う人かな?

新しい職場でよいスタートができない

土日休み2日だけ引っ越しを行い、次の月曜から新しい職場に行くとなると、新居の中は、まだまだ整頓されていない状態。

新しい職場での仕事も、いいスタートができないと思う。

きちんと引っ越しを完成させて、ふつうに生活できる状況をつくってから、新しい職場に行くようにしたい、と考えれば3~4日は休みがほしい。

できれば、有休2日、土日の2日の計4日間で引っ越しがいい。最初の1日は準備、2日間引っ越し作業にあて、最後の1日は休養をするのだ。

役所に行く用事があるなら、有休で金曜を休みとして、金・土・日曜で引っ越し、有休で月曜も休みにして、役所行くのもありだろう。

有給休暇はとってよいもの

そもそも、有休休暇は労働者がとってよいものだ。労働者の権利である。

引っ越しのときに有休をとろうが、そうでないときに有休をとろうが、問題ないはずだ。このような考えを表に出して、偉そうな態度で有休をとりにいかないほうがいいけれど…。

ふだん有休休暇をとっておらず、たまっているのであれば、引っ越しの機会に活用したい。

早めに計画を立てて有給休暇の申請しておく

と、書いてきたが、これらは僕の考えだ。このように思わない人もいるだろう。

上司に話をするときにも、急に「今週末の引っ越しの前に有給とります!」と言うのでなく、1ヵ月くらい前の早い段階で話をして、有給休暇の申請をしておこう。

そのためには、引っ越しの計画を立てて、いつ、何日の有給休暇をとるのか、早くに確定させよう。

計画を立てるのには、下記の記事を参考にしてほしい。

参考記事 引越しでやることリスト

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