トランクルームで寝泊まりして住むことはできる?それはやめておくべき3つの理由

利用の目的

トランクルームに寝泊まりして住むことはできるのか?生活の拠点にすることはできるのかどうか?答えていきます。

結論としては、トランクルームに住むことはできません。ダメです。

たしかに、室内のトランクルームであれば、きれいな環境ですし、空調管理がなされていて、過ごしやすい温度になっているでしょう。

しかし、トランクルームは荷物を保管するための場所です。けっして、住むための場所ではありません。

トランクルームで寝泊まりすべきでない理由を

利用規約で禁止されている

トランクルームとの契約では、住んではいけない、生活してはいけないというルールになっています。

大手トランクルーム会社のハローストレージの規約には、次にように書かれています。

契約者は本サービスの利用に際し以下の行為を行ってはなりません。

①レンタルボックスを住居、事務所、その他物品類の収納目的以外で使用すること

②レンタルボックス内外のスペースならびに敷地内において宿泊、滞在、飲酒、飲食、その他物品類の収納・搬出以外の行為をすること

(後略)

キュラーズの使用規約にも同様に、

第 4 条(利用上の制限)

1 (前略)利用者は、収納ユニットの中で寝泊りしたり、当社の許可なく施設又はその敷地内で撮影したり、その他収納ユニットを違法な目的のために利用したりすることはできません。(後略)

と書かれています。

利用しようと考えているトランクルーム会社の約款や契約書を読んでみてほしいのですが、必ず宿泊などを禁止するという文言が書かれているはずです。

もし、住んでいるところを発見されたら契約違反となり、利用停止になってしまうでしょう。

荷物を搬入したときに一息つくくらいならいいかと思いますが、寝泊まりしたり、さらに住んでしまうのは、ふつうの賃貸住居でやるべきことですよね。

監視カメラ・スタッフの巡回で発見される

一般的に、トランクルームには常駐スタッフはいません。だから寝泊まりしても大丈夫なのだ、と思うかもしれませんが、

定期的に清掃担当のスタッフが来たり、巡回のため警備スタッフが来たりします。

いくら寝ていて大きな物音は立てないにしても、人の気配は気づかれてしまいますよね。

寝息とか立てていたら聞こえてしまうでしょう。

トイレや風呂などがなく、まともに生活できない

トランクルームは、物を運び入れて保管するための場所、基本的にそれだけのための場所です。

人が住むことは想定されておらず、生活に必要な設備がありません。コンセントもないです。

規約を破ってトランクルームに寝泊まりしたとしても、不快な時間を過ごすだけになるでしょう。

また、住民登録もできませんし、郵便物も受け取ることもできません。とてもではないですが、まともな生活でできるとは思えません。

まとめ

規約を破ってまでトランクルームで生活しようとしても、快適な生活はできませんし、トランクルーム会社との約束ごとを破って、いつ見つかるか・バレるか不安のなかで生活するのは、精神的にもよくないです。

トランクルームに住むよりも、安いアパートを借りるなり、一時的に実家に帰るなりして生活するのを考えたほうがいいですね。

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