トランクルームに荷物を保管しようと思ったとき、気になるのがトランクルーム内の温度や湿度です。
温度や湿度が管理されていない場所は、洋服や本などの保管に適していませんよね。大切なものがカビてしまったり傷んでしまったりしたら困りものです。
トランクルームはきちんと空調管理されているのでしょうか?
トランクルームを屋外型、屋内型、宅配型の3つの種類に分けて、空調管理について解説していきます。
種類で異なるトランクルーム内の環境
トランクルームには主に屋外型、屋内型、宅配型の3つの種類があります。
どの種類なのかによって、冷暖房があるのか、保管庫内環境はどうなっているのかに違いが見られます。
屋外型トランクルームの環境
屋外型のトランクルームは、外気温、日差しや雨の影響を受けやすく、一般的に保管庫の中には空調設備は無いです。
中の温度は外気温から±数℃程度になります。ボックス型の保管庫で外気に接しているのでそうなりますよね。
夏の暑い日で日差しが強ければ保管庫の中は高温になり、冬の寒い日であれば保管庫の中も寒いです。
また、雨の日で湿度が高くなると保管庫内の湿度も高くなり湿気ってしまいます。それに古い保管庫だと雨漏りなどもあるかもしれませんね。
保管庫の中は、外気の影響を受けやすいので、エアコンがあまり効かなそうです。夏の強い日差しで保管庫が熱せられたら、そのなかの温度も高温になってしまいますね。
屋内型トランクルームの環境
屋内型トランクルームの場合は、空調管理をしているかどうかが重要ですね。
多店舗展開している規模の大きな会社でしたら、空調管理が行われていて、温度や湿度が一定になるように管理をしています。
たとえば、トランクルームサービスのハローストレージでは、26~27度の設定で空調管理をしています。
キュラーズでは温度よりもむしろ湿度が重要ということで、湿度管理に力を入れているようです。
荷物にとって最適な空調環境を365日管理
大切な荷物を守るため、湿度を平均60%以下に設定しカビの発生を抑制しています。
とキュラーズのWEBサイトに書かれています。
宅配型トランクルームの環境
宅配型トランクルームとは、物を梱包したダンボールを運営会社に送り、倉庫で保管をしてもらうサービスです。
荷物保管を専門とする会社があなたの荷物を預かってくれます。保管場所は空調管理がしっかりと行われている場所になります。
たとえば、サマリーポケットというサービスでは、倉庫会社である寺田倉庫が保管を行います。
寺田倉庫は、美術品やワインなどのデリケートなものも保管するサービスを行っています。そのような専門の会社が行ってくれるので安心感がありますね。
宅配型トランクルームには、他にカラエトなどのサービスがありますが、そちらも同様に空調管理をした環境で保管をしてくれます。
温度・湿度が管理されているメリット
温度・湿度が管理されていると、カビが生えにくいです。
屋内型トランクルームで温度・湿度管理が徹底されているのは、キュラーズのトランクルームですね。
屋外型トランクルームのように、湿度が上がりやすい環境だと、本や洋服が劣化したりカビが生えたりしやすいでしょう。
まとめ
屋外型、屋内型、宅配型のトランクルームに分けて見ると、屋内型を宅配型では空調管理が行われています。
温度・湿度管理を必要とする物品を保管するのでしたら、屋内型か宅配型がいいですね。屋内型トランクルームでしたら、キュラーズがおすすめです。
参考記事 キュラーズの特徴や利用方法を徹底解説
ダンボールに入る物品で、保管庫に自分で搬出入しなくてもよいのでしたら、宅配型トランクルームのサマリーポケットやminikura(ミニクラ)などのサービスがいいですね。
参考記事 minikura(ミニクラ)の特徴や利用方法を徹底解説