梱包に悩むもののひとつに、粉ものや液体調味料ものがある。
小麦粉や砂糖、食塩などの粉、醤油やドレッシングなどの液体だ。
これらをダンボールに入れて、運んでいる最中に、もし袋が破れたり、ふたが取れたりしてしまうと、ダンボールのなかが粉まみれになったり、濡れてしまったり、そのダンボールの下にあったダンボールの中までも汚れてしまったりと、大惨事になりかねない。
その対策について書いた。
運ぶ調味料を減らす
まず、キッチンにある調味料を見てほしい。収納場所の奥のほうに置かれているものも出して見てほしい。
そのなかには、使っていない調味料も多いのではないだろうか。または使っているけれども使用量が少なくて、一向に減らない調味料があるかと思う。
調味料は、お土産などでもらうことが多い。仕事で取引先の会社に行ったときなどに、お土産で持たせてくれるものには、調味料が多い。
僕がこの記事を書いている今、キッチンを見てみると、仕事の取引先にもらったもので、ドレッシング、七味、バジルソース、パクチーのソースなどがあった。
また、自分で調味料を買うときにも、単位あたりの価格が安いからといって大きいサイズを買ってしまうと、なかなか減らなくなってしまう。
つかっていない調味料は、持っていてもしょうがないので、思いきって捨ててしまおう。
また、残りわずかな調味料も捨ててしまって、引っ越し先で新たに買うのもありだろう。
ふだんつかっている調味料は、引っ越し前までに計画的につかって、ちょうど無くなるようにできればよいのだが、なかなか難しくはある。
そのままダンボールに梱包するのではなくて、次のような入れ方をしよう。
ダンボールへの入れ方
小麦粉や砂糖、食塩などの粉もの
袋を閉じて、テープで止めておくとよい。その上で、ビニール袋に入れて封をした上で梱包する。
醤油や油などの調味料
フタをしっかりと閉める。外れやすいフタは、テープで止めておく。
漏れてしまった場合に、ダンボールが濡れないように、ビニール袋に入れてから梱包をする。個ダンボールの中に、ごみ袋を敷いて入れるのもいいし、数が少ないなら別に小さめのビニール袋に入れるのもよい。
ダンボールの中に入れるときには、横向きにしたりせず、立てて入れようにしよう。ダンボールに「天地無用」と書くのもよいだろう。
こういった表記を見たことがあるかと思う。

「天地無用」とは、ダンボールを逆にひっくり返したりしないでね、という意味。
シールは売られているが、1~2枚つかうためだけに買うのも手間なので、マジックで書いておけばよいだろう。
ビン容器がいくつかあるときには、隣同士にせず、間にプラスチック容器を挟むなどすると、ビン同士でぶつかって割れるといったことがないだろう。
また、隙間ができると運搬中に動いて倒れてしまったりするので、隙間があれば新聞紙などで埋めておくとよい。
ビン容器の調味料を入れたダンボールには、「ワレモノ」、「ビン」、「ガラス」などの表記をするとよい。
まとめ
ダンボールの中で爆発したら最悪なので、少し、手間がかかるかもしれないが、ここに挙げた梱包をやっておいたほうがよい。
まだ引っ越しまで時間があるなら、つかわない、またはつかう量が少なすぎる調味料を買わないこと。
つかっていない調味料や、残りわずかな調味料があるなら、引っ越し前に捨ててしまう。
つかっている調味料もつかいきるようにし、そもそも運ばないようにするのがよい。