僕は、本をたくさん読みます。引っ越しをするときにざっくりと数えてみると500冊ほどありました。雑誌は100冊くらい。
さすがにすべて梱包するのは大変だし、新居でも保管スペースをとるので、思いきって処分することにしました。
できる限り、捨てるのではなくて売ることにしました。
本を売る前には、どの本を売るかを選別しなくてはいけませんね。
そのときに、容赦なく本を処分していくためには、処分するかしないかの厳しい判断基準をもって決断することが必要。下記の記事を参考にしてほしいです。
参考記事 本を捨てたら後悔するか?本棚からあふれる本を捨てられない人への処方箋
では、手放す本を決めた後に、どうやって売っていくかを説明していきます。
手間はかかるが売ることができれば、本はゴミになるのではなく再使用されるし、冊数が多ければ、そこそこのおこづかいが手に入りますから、売ることにトライしてみましょう。
古本屋に売る
直接、古本屋に行って買い取ってもらう方法です。
ブックオフで売る
やはり、ブックオフで売るのが楽です。ブックオフでの本の販売方法は、
- 直接お店に行って買い取ってもらう方法
- 自宅に出張買い取りにきてもらう方法
があります。
直接お店に持っていって買い取ってもらう
直接お店に行って、レジに本を持っていき、「本を売りたいです!」と言えば、本を買い取ってくれます。
たくさんの本を持って店にいくとなると、車で本を運ぶのがよいですね。ブックオフ店舗は郊外によくあるので、車で行きやすいです。
お店で本を渡したら、店員さんが査定をします。これには数十分程度の時間がかかるので、番号のついた札を渡され、番号がアナウンスされたらレジに来てくれと言われます。
店内をフラフラしたり、立ち読みしたりしていると、その番号で呼ばれるのでレジに行く。
本の買い取り金額を示されるので、それで売ってよいのであれば、小さい書類に住所や名前を記入し、免許証などの身分証明ができるものを提示します。これで終わり。
出張して家に来てもらい買い取ってもらう
ふたつめの販売方法は、出張での買い取りです。出張買取には、2種類があります。
- 出張買取センター
- 店舗出張買取
です。
出張買取センターは、首都圏、都心部を中心に利用が可能です。自宅まで引き取りにきてくれて、引き取ってもらった後、査定してもらいます。その金額が銀行振り込みされます。
やることは、箱に本やCDを詰めておき、自宅に来たスタッフに渡して、書類に振り込み口座など書いて終わりです。
店舗出張買取は、自宅の近くの店舗に連絡して申し込みをします。スタッフが自宅まで来てくれて、自宅引き渡すとき、その場で査定し買取金額を提示してくれます。
それにOKを出せば、その場で現金をもらうことができますし、銀行振り込みも可能。1~2週間後に振り込まれます。
私は店舗出張買取を使用しようと思ったことがありますが、そのときの住まいでは、出張買取センターのサービスを利用できませんでした。
また、同じ市内にある2つの店舗に電話して店舗からの出張買取を依頼をしてみたけど、その2つの店舗では、出張買取は行っていませんとのことで利用できませんでした。
チェーン店でなくて個人経営の古本屋で売ってもよい
ブックオフなどの大型店でなくて、個人経営の古本屋さんでも売ることができます。出向くまえに買取は行っているかどうかは、電話して確認しておきましょう。
大型店舗は一律の判断基準で買い取り金額を決めています。
個人経営の古本屋さんでは、価値のある本であれば、大型店舗よりも高い価格で買い取ってもらえる本があるかもしれません。
アマゾンに出品して自分で売る
もし、中古でも価格が高い本であったら、引っ越す前に自分でアマゾンに出品してしまうのも手です。高く売れる本もあるので、おこづかいが増えます。
高く売れる本がある
高く売ることができる本は、どういう本かというと、
- 新しい本
- 専門書
です。
ここ1~2年に出版されたような新しめの本であれば、古本市場での価格もそんなに下がっていません。
しかし、出版から10年もたてば、1円で売られるような本も多数あらわれます。古本市場にたくさん流通しているし、読む人も少なくなるだろうから安くなってしまうのです。
ところが、出版から10年がたった本であっても、それが専門書だと話は違います。
1円で売られている本もあるけれども、定価から少し値下がりした程度の価格で売られている本もあります。
実際に科学ジャンルの専門書を売り出してみると、1冊2000円ほどで売れた本ありました。
もしもだけど、売った本をあとになってまた読みたくなったら、このとき手に入れた2000円をつかって買うつもりでいればいいと思いました。
売って手に入れたお金で再び買うとしたら、購入費用はかからないことになるのでうれしいですね。
売れる本は早く売れる
古本市場で売買の動きがある本であれば、他の古本の売価と比較して安めの価格に設定すれば、比較的早く売れていきます。
引っ越し前に処分すると決めた本をアマゾンにを出品すると、そこそこの価格で数冊はすぐに売れてしまったことがありました。
ただし、売れない本も当然ある。それは、どこかのお店に持っていって売るとよいでしょう。
デメリットは手間がかかること
アマゾンにアカウントをつくって、本の状態や価格を書き込んで登録し、出品する。そして、本が売れたら、ビニール袋と茶封筒で包装し、コンビニへ行って、買ってくれた人に発送。
デメリットは、このような作業の手間がかかることです。
ブックオフに売るよりも、手間がかかります。
出品・発送作業は、はじめてだと多少の作業時間がかかるとは思います。包装材を買って用意して梱包作業をすることになります。
僕は、もともとアマゾンでの本の出品・発送を行ったことがあったので、時間はかけずにサクッと出品・発送作業をやることができました。慣れれば時間をかけずに簡単にできるようになりますよ。
高く売れる本だけアマゾンで売る
発送をするには、切手代が250円、梱包袋が10円、袋が1円で、合計261円の費用がかかります。
それに、自分の手間賃を加えれば、最低でも500円くらいの価格で売れないと割りに合わない。いや、500円でも安いかもしれない。
300円とか400円で売ってしまうと、本は捨ててバイトでもしていたほうがまだ実入りはある。
引っ越し前となると、いろいろとやることがあって大変だから、多くの時間を割くわけにもいかない。
僕は、1000円以上の価格で売れる本だけ出品していました。
アマゾンの中古品のページでを見れば、今の段階で売られている価格がわかる。そのなかで、一番安く売られている本が1000円以上で売られているのであれば、自分も売りにだすことにしていました。
市場の最低価格と同じくらいか、またはさらに安い価格で売り出せば、比較的早く売れていきます。
新しい本と専門書は、アマゾンに出品すると高く売れるから、自分で手間をかけて売る価値はありますね。
しかし、500円とか600円とか、安い価格で売られている本を、自分が出品して売っても、たいしたおこづかいは手に入りません。フックオフなどの古本屋で売るか、あるいは捨ててしまったほうが簡単でよいでしょう。