ヤマトホームコンビニエンスは、不要になった家電、家具を買い取りするサービスを行っている。
これは、引っ越しサービスを利用するときに合わせて査定を行い、買い取りをするやり方で行われる。
冷蔵庫、洗濯機などの家電、また家具類で、家電は製造から6年以内のもの、家具は購入から6年以内のものが対象となっている。家電は、製造年が記載されているからそれで確認をする。家具類はいつ購入したのかは、自己申告制となっている。
ものの状態も判断材料となるので、6年以内のものであっても買い取りできない場合もある。
この記事では、買い取りしてもらえない場合があるので、注意が必要だということを伝えたい。
買い取りしてもらえないものは、ヤマト ホームコンビニエンスのWEBサイトに下記のように書かれている。
●家具類
布生地製品の家具類(カーペット、カーテン、マットレス、布団など)●家電製品
エアコン、ブラウン管テレビ、パソコン、プリンター、ガスコンロ、ヒーター/ストーブ、コタツ、OA機器など●その他
貴金属、金券、美術品/絵画/骨董品、ブランド品、バッグ、靴、衣類、ゴルフセット、スキーセット、スノーボード、タイヤ、ゲームソフト、オルガン、健康器具など
買い取りができるかどうかの最終的な判断は、引っ越し当日に行われる。もし買い取りができなかった場合にどうするか。
- 廃棄をしてもらう
- 引っ越し先に運ぶ
この2つの手段をとることになるだろう。
廃棄してもらう
廃棄を依頼するのは、買い取りとは異なり、ヤマトにお金を払ってやってもらうことになる。
廃棄費用は、「らくらく家財宅急便というサービス」でものを送るときの料金と同じだ。このサービスは、特定の荷物を運ぶときに活用するもので、料金はサイズによって決まっている。
引っ越し先に運ぶ
廃棄をお願いすると費用がかかるので、引っ越し先に運ぼうと考えたとする。
それも、追加料金がかかってしまう場合がある。
単身者向け引っ越しサービスで引っ越しして、そこで買い取りサービスを利用したとしよう。
単身者向け引っ越しサービスでは、コンテナに荷物を入れて、ふつうの宅急便のように運ぶ。1つのコンテナにたいして、固定の料金がかかっている。
買い取ってもらえなかった荷物が、このコンテナの中におさまるのであれば、追加料金はかからない。
だが、コンテナに入りきらない場合は、追加料金がかかる。ちょっとした荷物であれば、追加して運んでもらえるのだが、追加する荷物が大きく、量も多いと、運んでもらえなくなる可能性もある。
買い取ってもらうつもりが無理であった。じゃあ、引っ越し先に持っていこうかと思ったが、量が多くて持っていくことができない。
となると、廃棄依頼をするしかなくなり、廃棄費用を支払うことになってしまう。
(量が多いと、引っ越し先に運べたとしても、やはり料金が高くなってしまう)
事前に買い取ってもらえるかどうか、よく確認しておく
サービスに申し込むときには電話をし、その際に自分が買い取り依頼をするものが、買い取ってもらえるものなのか、しっかり確認しよう。
もし、買い取ってもらえなさそうであれば、引っ越しをする前に、自分で処理をしてしまたほうが費用がかからなくてすむ。
僕は、スツール、炊飯器、金属棚を買い取ってもらおうと考え、このサービスを利用した。スツールは買い取ってもらえそうであったし、炊飯器も製造から6ヵ月以内で問題なさそうであった。
もし炊飯器と金属棚が買い取ってもらえなくても、運べるだろうと考えた。
炊飯器は(運ぶことになっている)洗濯機の中に入れてしまい、金属棚は解体して細かくできるのでコンテナの中の隙間に入るだろうと考えた。このように、もし買い取ってもらえなかった場合に上手いこと運べるなら、お金の支払いを回避できる。