物件を見学するときには、実際に見てみないとわからない点を中心にチェックをしていきましょう。
なにを見るべきか、事前に把握、リストアップして、それから物件の見学に臨むとよいでしょう。
インターネットで見られる情報、現場を見ないとわからない情報
ある物件がどのようばものか、インターネットで見ることができる情報は多くあるけれども、そこには記載されていないものも少なくない。
インターネットで確認できることと、できないことは、次のようなものがあります。
インターネットで確認できること
間取り、費用、エアコン、ウォシュレット、インターフォン、駐車場、周囲の店などは、インターネットの物件情報で確認することができるものです。
数字であらわせられることは、インターネットの情報で知ることができます。
インターネットで確認できないこと、見学しないと確認できないこと
実際に見学しないと、ちゃんと確認できないことは、次のことです。
日当たり、風通し、壁の薄さ、部屋の劣化具合、コンセント、洗濯機・冷蔵庫のスペース、天井の高さ、窓、照明の有無、周囲の環境、アパート、マンションの共有部分の管理状況など。
たとえば、部屋が何畳あるのかは、事前に数字でわかるが、間取りが少し違っていることもあるし、天井の高さによって同じ畳数であっても狭く感じたり、広く感じたりすることがあります。
物件の見学でチェックしたいポイント
事前に資料で見た間取りと、実際の間取りが違っています。そんなことを体験したことがあります。
資料で見た見取り図では、押入れの位置が四角い部屋の内側になっていて、そのぶん部屋が狭くなっているはずでした。
しかし、実際には、四角い部屋の壁の奥に押入れがあり、部屋内部は四角い形になっていました。
日当たり
日当たりに関しては、窓の向こうに建物がないか、窓はどちらの方角を向いているか、といったことを確認します。
見学の時間によって日差しの方向が変わるので、見学の時間を配慮して日当たりを考えたり、きちんと方角を確認しましょう。
方角は、スマホの地図、またはアプリで確認ができます。
部屋の劣化具合
築年数は、インターネットの情報で知ることができますが、部屋の劣化具合は、実際に見てみないとわかりません。
「写真で見るより古い感じがするな」とか、「思ったよりキレイだな」とか思うことがあります。
一人用の小さいサイズの洗濯機であれば、まずどこにでも置けるかと思うが、置きスペースの確認は必要です。見学するときにはメジャーを持参します。
周囲の環境は、引っ越しのトラックがマンションの前に停まれるかどうか、トラックが道を入ってこれるかといった点が気にかかります。
自分の洗濯機や冷蔵庫が置けるか
洗濯機の置き場所に、自分の洗濯機がおけるかどうか確認しましょう。
自分の洗濯機のサイズを測って記録しておきます。また、物件探しのときには実際に測れるようにメジャーを持っていくようにしましょう。
僕は、物件見学のときに洗濯機のサイズの確認のことをすっかり忘れていたことがあった。
本来であれば、まず自分の家にある洗濯機のサイズを把握しておき、 賃貸物件を見学したときに、自分の洗濯機がおさまるかどうか、置き場所を測るべきであったのだ。
しかし、完全に忘れていて、賃貸物件を見学しにいったときに、 洗濯機置き場はここか。あれ、うちの洗濯機は置けるかな?と、思い出したのであった。
一人暮らしの最も小さいサイズの洗濯機を買って使っていたので、まず大丈夫だろうなとは思ったが、きちんと寸法を測って確認すべきである。
「不動産会社の担当者にメジャーありますかね?」と聞くと、車にあると思うので見てきますといったが、戻ってきたら彼は「メジャーはなかったです。いつも車に乗っているのですが…」とのことでした。
しかたないので、A4サイズの紙を当てがって、長辺2枚分+、短辺1枚分だなとかいって測って、A4のサイズはどのくらいのか調べて、サイズを計算した。
カーテンの長さ
部屋によって窓の大きさも違うし、カーテンの必要サイズを測りましょう。
カーテンをぶら下げる位置が窓のすぐ上でなくて、もっと上の天井近くからぶら下げるところもありました。
今自分の住んている部屋で使っているカーテンをそのまま使えると助かりますね。
天井の高さ
天井が低いと圧迫感があります。
部屋の面積が同じであっても、天井が低い部屋のほうが狭く感じるでしょう。
照明の有無
証明がすでに付いているかどうかを見ましょう。
もし、今住んでいる部屋にはもとから付いていて、見学している部屋に付いていないのであれば、自分で購入する必要があります。
すでに付いてるほうがありがたいですね。
見学字の持ち物
メジャー・・・洗濯機置き場やカーテンの設置場の寸法を測ります。
チェックリスト・・・どこを見るか、事前に考えておいて、リストにして持っておきましょう。紙のメモでも、スマホへのメモでもよいです。
小さいノート、筆記用具・・・物件に関して、チェックリストを表にして物件数分を用意しておき、それに書き込みましょう。または、スマホに書き込んでもいいですね。