ファッションが好きな方は、洋服大好きな方にとって、困るできごとは、洋服が増えすぎてクローゼットに入りきらないということ。
大のお気に入りの服が捨てられないのは当然ですが、そうでない服も色々な理由でなかなか捨てられないですよね。
- 「また着るかもしれないから捨てたくない」
- 「かなり高くていい服だから捨てられない」
- 「思い入れのある服だから捨てられない」
整理整頓のためには、捨ててしまえばいいのはわかるけど難しい。
すると、収納スペースは変わらない同じ広さなのだから、どうしても洋服がクローゼットからあふれるようになってしまいます。
そんな状況でも、自宅の収納スペースはすっきりして、収納に関する悩みが解消できる方法があります。それは、
自宅以外ところに預けてしまう方法です。
季節外の洋服など、しばらく着ないものを、実家であるとか、外部のレンタル収納スペースに保管するのです。
この記事では、外部のレンタル収納スペースを利用するメリットと、それができる場所を紹介します。
外部の保管庫に預けるメリット
愛着のある洋服が増えてクローゼットに収納できる複数を超えてしまっても、捨てずに持っておくことができます。
とくに問題は冬服です。冬が終わり春がやってくると冬服がかさばって場所をとるようになりますよね。
季節外の洋服は、必要がないのに場所だけはたくさん必要とするるので困りもの。
外部のレンタル収納スペースに預けることで、自宅の部屋の収納スペースがすっきりします。あふれだす服もなくなるので、部屋が散らかることもなくなり、掃除もしやすくなりますね。
実家に預けて保管する
あなたの実家に収納スペースに余裕があり、近くにあるのでしたら、実家に季節外の洋服を保管する方法がとれます。
これをやると、あなたのマンションの部屋は洋服が減ってすっきりしますが、実家のほうでは物が増えてしまいます。あくまでも実家の収納スペースに空きがあるときの方ですね。
外部の保管庫「トランクルーム」とは?
物を預けることができる外部の保管庫は「トランクルーム」と呼ばれます。倉庫をレンタルして物を収納・保管することができる施設です。トランクルームは次の3つに分けることができます。
- 屋外型トランクルーム
- 屋内型トランクルーム
- 宅配型トランクルーム
です。それぞれ説明していきます。
屋外型トランクルーム
ロードサイドあるいは住宅地などに、コンテナのようなボックスがあるのを見かけませんか?
あの箱をレンタルして保管場所として使うのが、屋外型トランクルームです。レンタルボックスと呼ばれることもあります。
収納スペースの目の前まで車で行くことができて、運搬は楽です。
しかし、室内ではなく屋外にあるので、外気の温度や湿度の影響をもろに受けます。
洋服の保管には適していません。
洋服を保管するときの大敵のひとつはカビです。カビが好むのは湿気です。梅雨の雨がしとしと降る時期には、トランクルーム内は暑くなりますし、湿度が上がります。
昼と夜の寒暖の差で、結露ができてしまうこともあります。
カビが好む環境ができてしまいますね。
保管しておいたウールの服に虫に食われて穴があいていたことはないですか?レンタル収納スペースに保管をしておいたら、洋服に穴があいていたら、泣けてきてしまますね。
屋内型トランクルーム
ビルの中を区分けしてつくられた保管庫に物を保管できるのが、屋内型トランクルームです。
屋内であり、空調管理されていることが多いです。
屋外のトランクルームよりも、洋服の保管に向いています。
洋服を保管したいときには、まずは屋外型よりも屋内型トランクルームを選ぶべきです。
屋内型のなかでで、空調管理がしっかりされているところを選びます。
また、空調管理がなされているトランクルームであれば、湿気、カビの発生に関しては安心できますが、注意したいのは虫ですね。虫食いが無いように、防虫剤を使って保管するようにします。
宅配型トランクルーム
宅配型トランクルームとは、洋服を入れたダンボールを宅配で送って、保管してもらうサービスです。預けた洋服を着るときには、自宅に送り返してもらいます。
宅配型のトランクサービスでは、写真を一点ずつ撮影してくれて、その写真をスマホで見ることができ、何をどれだけ保管しているのかを見ることができます。
上記の屋内型のトランクルームと違って、自分で保管場所に行って、荷物を入れたり、そこから出したりすることができません。
屋内型と宅配型のどちらよいか
どのタイプのトランクルームを選べはよいかというと、屋外型トランクルームを選ぶのはダメです。
外気の影響で温度が高くなったり、湿度が高くなったりするので、洋服を保管するには向いていません。
そしたら、屋内型トランクルームか、宅配型のトランクルームのどちらがよいのか、という話です。
自宅の近くに屋内型トランクルームがあって、洋服もよく出し入れするのであれば、屋内型のトランクルームがいいです。
自分で出し入れできる自由さがあります。
たまたま自宅の近くにトランクルームがあればラッキーですね。出し入れをすぐにできるのでしたら、普段着ることがある服も保管しておき、取りに行ったり保管しにいったりするのもよいでしょう。
逆に、ある程度の期間、保管をし続けるのであれば、宅配型トランクルームがいいです。
春になって着なくなった冬服を保管するのであれば、半年以上は着ることはないですよね。
こういった場合は宅配型を活用するのがいいです。
宅配型トランクルームでは、写真を撮ってくれると説明しましたが、必要がない場合は、撮らないでもらうこともできます。
冬服だけを入れたダンボールを預けるのであれば、1点ずつ写真を撮ってもらう必要もないですよね。
宅配型のトランクルームに冬服を預ける話は、詳しくは、下記の記事にまとめました。
参考記事 宅配型トランクルームに冬服を保管するときの流れと注意点
こちらは、屋内型トランクルームの紹介記事です。
参考記事 【おすすめ】自分で出し入れできる屋内・屋外のレンタル収納スペースを比較して紹介
また、宅配型トランクルームの紹介記事でもありますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事 宅配型トランクルーム5社を比較!おすすめサービスを紹介します
宅配型トランクルームでは、ダンボールに服を入れて預けたあとに、クリーニングをしてもらえるサービスがあります。
もし自分でクリーニングしてから宅配型トランクルームを利用するとなると、手間がかかりますが、このサービスを利用すれば楽になりますね。
クリーニング屋に預かってもらう
トランクルームに保管する前には、自分で洗濯できるものは洗濯して、クリーニングに出すものはクリーニングに出して、きれいにしたうえで保管をします。
汗が付いていたり汚れたりしたまま服を保管するとシミになって色がついてしまうことがありますからね。
クリーニング屋に預かってもらうとは、どういうことかというと、クリーニングをしてもらったら、そのままクリーニング屋で預かってもらうことができます。そういったことをやってくれる店があります。
リネットです。
リネットは、洋服を宅配で送り、クリーニングをしてもらえるサービスです。クリーニング後は、洋服を送り返してもらいます。
そのリネットに、衣類をクリーニングをしたうえで保管ができるサービスがあります。
5点パック7800円、10点パック11800円で、最大8か月間の保管ができます。
クリーニングをして服を保管する予定でしたら、リネットでクリーニングしてもらって、そのまま保管するのが楽です。
宅配型トランクルームは洋服だけに限らず、本や書類、生活雑貨など様々なものを対象としています。宅配型トランクルームよりも、クリーニング屋による保管環境のほうが、洋服の保管に適した環境になっていることが多いでしょう。
リネットでの保管環境は、クリーニング店の空きスペースではなく、温度20℃以下・湿度60%以下を基準として、衣類に最適な温度・湿度を維持しています。
まとめ
洋服がクローゼットからあふれてしまうほど、洋服を増えてきているのであれば、自分の部屋だけでなんとかしようとするのではなくて、外部の収納スペースで保管してみる。
自分で頻繁に出し入れしたいのであれば、屋内型トランクルームで保管する。
長期間保管をして取り出すことがなければ、宅配型トランクルームを利用する。
洋服を適した保管場所に安心して預けたいのであれば、クリーニング屋で保管してもらう。
これらを活用すれば、あなたの部屋のクローゼットからあふれる洋服をなんとかすることができますね。
参考記事 宅配型トランクルームに冬服を保管するときの流れと注意点
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