はじめての会社の転勤で、一人暮らしの男が引っ越しました

会社からの指示で転勤をすることになり、引っ越しをしたときの記録です。

もともと独身でひとり暮らしをしていたので、家族から離れる寂しさはないのですが、引っ越しというのは、久々でなにをどうしたらいいのか、よくわかりません。

ひとつずつ調べて進めながらも、実際に自分がやったことをすべて記録していきました。なんのために?かというと、自分がまた転勤するときに見るためです。なにをやればいいか、記録を見ればすぐにわかり再現できるようにしました。いわば、引っ越しマニュアルのようなものですね。

たまにしか行わないことにこそマニュアルが必要だと思っています。毎日ルーティーンとして続けることは身体で覚えてしまいますから、マニュアルを見る必要はなくなります。

しかし、数か月に1回とか、数年に1回しか行わないようなことだと、いざやろうとするときになって「前回どうやったかな?」とやり方を忘れてしまっていることに気が付きます。そんなときにマニュアルがあると重宝しますよね。

これは仕事でもそうですね。たまにしか行わないそとこそマニュアルがあると重宝します。

引っ越しをするとなると多いのが、

  • 大学に入学したことに伴う新しい住居への引っ越し
  • 大学を卒業して就職したことに伴う新しい住居への引っ越し

そして、社会人の単身者の引っ越しは、私と同じように

  • 異動または転職をしたことに伴う新しい住居への引っ越し

が多いかと思います。

そういった方々も私と同じように、どうやって引っ越し作業をすすめていったらいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。引っ越しマニュアルを自分のために作成した、と上記しましたが、WEBサイトの記事をつくることで、同じ境遇の方の役に立てるのではないかと考えてこの記事を書きました。

やることをリストアップ

まずは、引っ越しでやるべきことをリストアップして、次にスケジュールを立てることから始めましょう。

・新しい住居を契約する

・引っ越し業者選定する

・引っ越し日を決定する

・不動産屋へ行って現住まいの解約予定日を決定する。また立会日も決定する

・現在の住居の電気、水道、ガスの解約をする

・新しい住居の電気、水道、ガスの契約をする

・現在の住居の火災保険が契約途中なら解約する

・新しい住居の火災保険の契約をする

・登録住所変更

・荷造り

・引っ越し

・新しい住まいで生活開始

・旧住まい解約のための最終立ち合い

・これらのスケジュールづくり

他にも細かい点としては、お隣さんに挨拶するとか、職場でお世話になった人への挨拶とか、知人への連絡とか、いろいろとあるかと思いますが、個人で変わってくることになります。引っ越しに必要なこととしては、上記したものが基本となるでしょう。

スケジュールづくり

やることをリストアップしたら、スケジュール表をつくりました。きちんと見えるようにすることで、この日にこれをやる、いつまでにこれをやる、とはっきりと把握できるようになります。

私は、エクセルソフトで簡単なものを作成して、まずわかっていることを書き込みました。新しい職場で仕事を始める日は決定していましたから、まずその日を表に書き入れました。会社の指示で決まる日になりますよね。この日から全てを逆算して考えていくことになります。

  • 「新しい職場で仕事開始するその前の休日で引っ越しをしよう」
  • 「その前の週から荷造りを少しずつ進めて、引っ越し前日に荷造りを完了させておこう」
  • 「引っ越し業者を選ぶための見積もり依頼を2ヵ月前に出そう」

リストアップしたやるべきことを、いつまでにやる、いついつやる、と計画を書きこんでいきました。

転勤の場合は、新しい住まいで生活を開始する=新しい場所での仕事開始となるでしょう。ここは会社の指示で決まることになります。引っ越しを行って、職場を移る日の周辺については、滞りなくできるように、きちんと計画を練っておいたほうがよいです。

「ざっくりとこの週で○○をして…」といったなんとなくの計画ではなくて、「この日に○○と△△をして、この日は会社を休ませてもらって…」など、きっちり決めたほうがよいです。そうしておかないと、やるべきことをやらずに、ずるずると先延ばししていってしまう気がします。

土日の2日間だけで引っ越しを完了させることはできますが、引っ越し後はゆっくりしたいですし、時間に余裕を持ちたいですよね。会社指示による転勤であれば、少しの有休はもらえるのではないでしょうか。有休もらえるというのは、おかしいですかね。有休はとれるのが基本ではありますけど、ふだん有休をまったくとっていないのであれば、こういったときに活用したいものです。

現在の住居を解約

不動産会社に行って、現在の住居を解約することを伝えます。「解約日の1ヶ月前には伝えてほしい」と不動産会社の担当が言っていました。不動産会社に行って、賃貸契約の解約書類に退去日や引っ越し日、新住所などを記入し、この後やることを聞いて、20分くらいで手続きは終わりました。あっけない感じです。

引っ越し日も書く欄がありましたが、まだ引っ越し日も引っ越し会社も決めていなかったので、不動産会社には後で連絡することにしました。ですので、順番としては、

新規住所決定→引っ越し業者と日時決定→現住居の解約

としたほうがよいのかなと思いました。

不動産会社の手続きの後で、現在の住居を解約するためにすることは、

  • 旧住居の退去前の立ち合い

です。

退去前の立ち合いは、不動産会社とリフォーム会社の人がやってきて、部屋の確認をします。清掃が必要な箇所、リフォームが必要な箇所を確認して、清掃・リフォーム代金を計算します。以前、入居するときに預けた敷金から、そのリフォーム代金を引いた金額が手元に返ってくることになります。預けた敷金以上の清掃・リフォーム代が必要になった場合には、追加で支払いをすることになります。

この立ち合い確認をもって、解約完了となります。

立ち合いに必要なものは、

  • 敷金預かり証
  • 鍵(コピーした鍵も)

でした。また、立ち合いまでにガス、電気、水道は解約をしておきます。

通常、家賃は前払いです。たとえば2018年4月の分であれば、2018年3月に支払っています。2018年4月15日に途中に解約・退去するのであれば、日割で通常の家賃の半分の金額を、2018年3月の末に振り込む形になるでしょう。

電気・水道・ガスの解約

電気、水道、ガスの解約を行います。不動産会社が行ってくれるものではなくて、自分で行います。引っ越しをする日までを契約期間としてその日に解約としておけばよいでしょう。

電気と水道は、電話連絡をするだけで解約できるのですが、ガスの解約は、業者に立ち会ってもらってガスを止めることが必要になるので、少々面倒です。私は、旧住居の退去前の立ち合いを行う1時間前にガス会社に来てもらいました。

電気・水道・ガスの各会社の電話番号は、月々送られてくる支払い明細に、電話番号が記載されているでしょう。住居変更時の連絡先として記載されています。されています。

電気・水道・ガスの解約月の請求書はどこにくるか

電気・水道の料金に関しては、口座引き落としにしていたので、日割の料金が口座引き落としされることになりました。15日までしか使用していないのであれば、その分だけ引き落とされます。

請求書の送付先は、新居を指定できます。電話で解約をお願いしたときに、新居の住所を伝えれば、請求書明細は新居に送ってもらえます。というかそうしてもらわないと、住んでいない旧住居に、請求書明細が届いてしまいますね。あたり前ですが、解約をするときには新住所を伝えるので、新居が決定してないとダメですね。

電気のブレーカーは退去する前に切っておきます。

登録住所の変更

利用している各種サービスで、登録している住所を変更する必要があります。銀行関連やよく使用するWEBサービスなどです。変更を忘れていると、むかしの住居に郵便物が届いてしまいますよね。私の場合、

  • クレジットカードおよびバンクカード
  • 証券口座
  • アマゾン
  • WIMAX

などがありました。

現在の住まいに届いている封書があるでしょう。それらをすべてピックアップします。送ってもらう先を現在の住所から新しい住所に変更しましょう。私はクレジットカードの住所変更は銀行で行いました。簡単な手続きで変更することができます。届出印は必要です。

新しい住居の契約

新しい住居は、不動産会社に行って契約をすることになります。会社の転勤であれば、会社のほうで契約を済ませてくれるかもしれませんね。そうであれば、契約が楽にできます。

新しい住居の電気、水道、ガスの契約

不動産会社で新住居の契約をした際に、電気、水道、ガスの契約手続きの案内書類をもらいました。そこに業者が記載されていますから、電話をして利用契約を行いました。実際に引っ越して新しい住居に入る2週間くらい前に、各業者に電話して利用開始日を伝えました。これは、おそらく1週間前くらいでも間に合ったでしょう。

ガスは立ち合いの必要がありましたので、引っ越しを当日に来てもらうように予定しました。口座引き落としにしてもらうための書類も、そのときに書きました。

電気に関しては業者が同じ(東京電力)でしたので、旧住居の電気利用を解約するときに、その電話で新しい住所も伝えて、新居での電気利用の契約を済ませました。口座はそのまま使用できました。新居に行ったら、ブレーカーを入れて電気を使い始めてOKとのことでした。

引っ越し会社に見積もり依頼をし選定する

アート引っ越しセンター、アリさんマークの引越社などいくつかあります。各会社のWEBサイトから、見積もりの依頼ができます。大家族用のプラン、単身者用のプランなどありますから、単身者用のプランを選んで見積もりを依頼します。

WEBサイト上で、引っ越しで運ぶ荷物にはどんなものがあるのか、入力していって送信をします。すると、登録したメールアドレスに返信があったり、電話が来たりします。

メールアドレスを持っていない方は、yahooメールやGmailなどで登録してましょう。簡単にできます。

yahooメール

Gmail

見積もりの依頼をする

見積もりをするときには、電話をして荷物の量を話しました。引っ越し日時を伝えた後に、荷物の量を伝えていきます。実際に運ぶモノを一つずつ言っていくのです。

引っ越し業者に、メールで見積もり依頼をしました。見積もり依頼したのは、2社だけです。正直、何社に対しても見積もり依頼をして、比較検討するのが面倒でした。断ったりするのもの面倒そうでしたので、2社だけに見積もり依頼をして、料金と実施可能日を聞いて検討しようと思ったのでした。

何日前に引っ越し会社に連絡するか

連絡が遅くなると、自分が引っ越しを行いたい日がすでに他のお客さんで埋まっていて、引っ越し作業をしてもらえないかもしれません。私は引っ越しシーズンではないときでした。業者から話を聞くと、他に引っ越しする人が少ない時期であれば、1ヵ月前くらいに電話すれば、自分の望む日に予約できそうでした。引っ越しシーズンでは、もっと早めに2~3ヵ月前くらいから行ったほうがよさそうです。

私が引っ越し業者にメール連絡したのは、引っ越ししたいと考えていた日の3週間くらい前です。その後、電話でやりとりをして、最終的に契約をしたのは2週間くらい前でした。2週間前ともなると、自分が引っ越ししたいと思っていた日はすでに他のお客さんの予約で埋まっていて、少しずらして引っ越しすることになってしまいました。

電話口では、埋まってしまう可能性があるので、早めに決めたほうがよいですよと言われました。

見積もりは電話で行うか、家に来てもらうか

見積もりは電話で荷物の量を伝えるか、実際に家に来てもらって荷物を見てもらって見積もりしてもらうかです。私は家に来てもらって荷物を見てもらうことはせず、電話で荷物の量を伝えて見積もりを依頼しました。荷物が少なかったので、電話で話すだけで問題ないだろうと判断したのでした。実際に問題ありませんでした。

引っ越し会社によれば、大家族であれば実際にどれだけの荷物があるのか確認したほうがよいが、単身者であれば電話で荷物量を確認するだけで十分とのことでした。

ただし、注意点としては、電話口で伝え忘れてしまうものがあると、料金が追加となる可能性があります。また、大きなものだとトラックに積めない可能性があります。となると、運ぶことができなくなり、後日別途、運ぶことになってしまいます。これには当然ながら運搬費がかかってしまいます。

伝え忘れてしまいやすいものは、引っ越し会社いわく、照明、姿見の鏡などです。また、自転車など部屋の外にあるものも同様に忘れやすいです。私も自転車のことをすっかり忘れていて、引っ越し会社に言われて気がつきました。

見積もりは、メールで送ってくれる会社と、電話口で○○円ですと口頭で伝える会社がありました。私は口頭だけで料金を伝えた会社に引っ越しの依頼をしました。すると、翌日には、ダンボール資材とともに見積書を持ってきてくれました。

見積もり依頼をすると、猛烈プッシュの営業があるのかな…嫌だな…と思っていました。家に来て実際にモノを見て見積もりさせてくれとか…。しかし、訪問見積もりさせてくれとは言ってくることはなくて安心しました。

2社に見積もり依頼をしたので、1社にはお断りの電話を入れました。理由は、もう1社のほうが望む日程で引っ越しできて、かつ安いからですと、伝えました。

旧住居の退去前の立ち合いは、いつ行うか

方法として2つあるかと思います。

  • 引っ越しをした後日に、旧住居の退去前の立ち合いをする
  • 引っ越し当日に、旧住居の退去前の立ち合いをする

引っ越しをした後日に、旧住居の退去前の立ち合いをする

退去前には立ち合いを行う必要があるのですが、その立ち合いのときには、部屋の中の荷物をすべて引き払っておかなくてはいけません。引っ越しをすると、部屋の荷物がなくなるわけですから、その住居で生活ができなくなります。引っ越し作業をしたあとに、退去の立ち合いを行う流れになりますね。

私は、実際に引っ越しをして、新しい住居、新しい職場で仕事を始め、1週間後の休みの日にガラガラになった古い住居に行って、退去前の立ち合いを済ませました。

このように行うのであれば、古い住まいと新しい住まいを両方借りている期間ができます。それはいいとしても、旧住居の立ち合いのために、新住居から旧住居まで移動するわけですが、私の場合は、まあ遠からず近からずといったところで、簡単に行ける距離ではありませんが、そこまで苦でもない距離でしたので救われました。

これが、たとえば旧住居は関西にあって、新住居は関東にあるなどしたら、立ち合いのために長距離を移動しなくてはなりませんね。とても大変です。

引っ越し当日に、旧住居の退去前の立ち合いをする

こういったときには、引っ越し日と退去前の立ち合いを同じ日にするしかないですね。引っ越し作業を行って部屋の中かから全てのモノを出します。その直後に、退去の立ち合いをすませ、すぐに新居に向かっていく…。という流れになるでしょう。これができるのであれば、引っ越し後に旧住居に行く手間を省けます。

旧住居から荷物を運び出したら、新住居に移動して、引っ越し会社が荷物を運び入れます。退去前の立ち合いに時間がかかると、新住居に行くのが遅れてしまって、引っ越し会社を新しい住居の前で待たせることになってしまいます。

基本的に退去前の立ち合いは、10~20分程度で終わると思うのですが、不測の事態で立ち合い時間が遅れてしまう可能性はあります。

また、荷物の運び出しの時間が予定よりも早かった場合、これもリフォーム会社が来るまで時間が空いてしまい、引っ越し会社が先に新しい住居に向かってしまいますから、これも引っ越し会社を新しい住居の前で待たせることになってしまいます。

私の場合、立ち合い時間になってもリフォーム会社が来ませんでした。どうやら、リフォーム会社のほうでスケジュール管理ができていなかったようでした。

新しい住居の前で待たせるのも悪いので、新住居の鍵を引っ越し会社に渡して、先に搬入しておいてもらうのもひとつの手です。それが嫌な方は、少し待ってもらう可能性があることを引っ越し会社の人に伝えておきます。

引っ越し会社の中には、トラックに積んだ荷物を当日には新しい住居に運ばず、1~2日間、預かった後に運搬する会社もありました。旧住居から運び出した荷物を新住居へ運搬することを、当日やってくれないのですね。これを逆に利用する手もあります。必要最小限の荷物だけを旧住居に残しておき、引っ越し作業を済ませる。その当日か翌日くらいに退去前の立ち合いを予定しておきます。

必要最小限の荷物だけで過ごし、立ち合いが済んだら、最小限の荷物とともに新居に異動して、引っ越し業者の荷物搬入を待ちます。

自家用車が無いと布団は自分で運べないですから、床に寝袋で寝るとかそういったことになってしまいますが。

荷造り

引っ越し会社と契約すると、荷物運搬用の段ボールをもらうことができます。また、ダンボールのフタを止めるためのテープ、それから布団を入れるための大袋がもらえます。

私が契約した引っ越し会社には、ダンボールサイズは2つありました。

Sサイズ35*35*35・・・30枚
Mサイズ50*35*35・・・10枚

見積もりだけとって契約しなかった業者からもダンボールサイズは2つだと電話で聞きましたので、おそらく同じくらいのサイズでしょう。引っ越し会社から支給されるダンボールサイズは、どこでもこれと同じようなサイズになるかと思います。

見積もりを依頼する際に、荷物の量を伝えると同時に、必要となるダンボールを相談します。電話で引っ越しを依頼することを決めると、翌日に契約書と一緒にダンボールを持ってきてくれました。

男一人暮らしの荷物はどのくらいで、ダンボール何個分になるのか

男一人暮らしの荷物を梱包するために必要なダンボールはどのくらいになるのでしょうか。

私が引っ越しのときに運んだモノです。

  • デスクトップパソコン
  • ノートパソコン2つ
  • デスク
  • イス
  • スツール
  • 衣服ボックス5つ
  • ハンガーにかけた服16 そのうち冬服2つ
  • プリンター
  • 炊飯機
  • 金属ラック
  • 寝袋2つ(布団は捨てました)
  • 台所用品
  • そのほか小物
  • 本500冊程度
  • 雑誌100冊程度
  • 書類多数

パソコンは、梱包がまだ家にあったので、それに入れ直しました。雑多な小物類はダンボールケースに詰め込み、デスクやスツール、炊飯器、洗濯機、金属ラックなどは、そのまま運んでもらいました。本はダンボールに詰めました。一つのダンボール(サイズ35×35×35cm)に40冊程度が入りました。

ハンガーにかかっている冬服やスーツなどは、専用のボックスを業者が引っ越し当日に持ってきてくれます。これも事前の電話でどのくらいハンガーかけの衣服があるか伝えておけば、それに必要なボックスを持ってきてくれます。

業者からもらったダンボールは、

Sサイズ35*35*35・・・30枚
Mサイズ50*35*35・・・10枚

がありましたが、小さい方のSサイズのダンボールしか使いませんでした。本など重いものを、大きなダンボールに詰めてしまうと重くて持てないですし、そもそも荷物もそんなに多くないですので、Sサイズのダンボールだけで梱包できました。

ダンボールに詰めたモノと必要ダンボール数は下記のようになりました。

  • 本 7箱
  • 雑誌 2箱
  • ノート書類 3箱
  • 小物  4箱
  • 食器 台所用品 2箱
  • 趣味の道具 1箱

本や書類が多かったです。本を多く持っている方が引っ越しするときは、本の梱包が大変なのですよね。梱包していると、こんな本あったなとかいって懐かしくなって、ペラペラとページをめくってしまったりします。引っ越し作業が一向に進みません。

引っ越しをきっかけにして、不要な本を捨ててしまうのがよいのではないかと思います。私は、荷造りをする前に本を選定して、これはもう読まないだろという本を、処分することにしました。

荷造りにかかる日数

私は、結局は2日にわたって荷造りを行いました。本が多くて、捨てるものを選別する等に時間がかかってしまったこと、モノを減らそうと思って捨てる廃棄作業などを行っていたことで、時間がかかってしまったためです。

不要な処分品を出してまとめるのは引っ越しの前週から行っていまして、それに合計3~4時間くらい使っていたと思います。荷造り自体は3~4時間、本や小物類のダンボール詰めを行い、引っ越しの前日は1日中ずっとそのほかのダンボール詰めなど荷造りを行ってました。

今ある荷物をダンボールに詰めたり、テーブルなど解体が必要なものは解体するなど、純粋な運搬前の準備であれば、休み1日を使えば事足りるでしょう。ただし、懐かしいものが出てきて思い出に浸っていたりすると、時間が過ぎていってしまいます。そういった誘惑に負けず作業を淡々と進めていくつもりであれば、単身者は丸1日で荷造りが完了するかと思います。

とはいえ、荷造りをしている最中に、なにか時間が必要なことが出てくるかもしれませんので、引っ越し前日に荷造りをするのは危険だと思います。引っ越しする前週に時間を使って、少しずつ整理や荷造りの準備を進めておくのがよいかと思います。

あとは、荷造りしていると、いらないものが次々に出てきます。人によるかもしれませんね。もとから整理がきちんとできている方は違うかもしれませんが、私は「こんなのいらないだろ、なんでとってあるんだ」と思ってしまうものが、たくさん出てきました。

ゴミ袋が何個かできてしまいました。引っ越し前日に荷造り行った場合、翌日の引っ越し日がゴミ回収日であればいいですが、そうでないと出てきたゴミを捨てるに捨てられなくなります。やはり荷造りは引っ越し前日ではなく、ある程度余裕をもって行うのがよいです。

荷造りの前にモノを捨てて減らす

思いきって捨てる

男性1人の引っ越しでしたら、荷物もそこまで多くないでしょう。とはいえ、できれば荷物が少ないほうが、スムーズに引っ越しができますよね。私は、多数あった本をどんどん処分しましたし、一応とってあった小物なども思いきって捨てていきました。

荷造りをするとなると、いろんな所有物が出てきます。押入れの奥に入れていたそういえばこんなものがあったな、といったものが掘り出されました。

荷造りをする前に時間をとって、捨ててよいものがないか見てみましょう。引っ越しで運搬作業をするにあたって、不要なモノを運ぶことのはムダです。ある意味、引っ越しは、不要なモノをあぶりだして捨てることができるチャンスでもあります。ふだん整理整頓に気をつかっている人でなければ、私と同じようにいらないものが出てくるのではないかと思います。

着なくなった服、二度と読むことはないだろう本、積まれた昔の雑誌、なにに使うのかわからない小物、化粧品、道具、書類、とっておいた紙袋、オシャレな服屋の袋、使えるかなと保管しておいた紙箱などなど、これはいらないよね、と思うものが出てくるはず。

一応とっておきたいな、と思うものであっても、ここは思いきって捨てていきましょう。引っ越しがスムーズにできるだけでなく、引っ越し先での生活も快適になります。

引っ越し前に捨てたもの

引っ越し前に本を売る、捨てる

また、私は本をたくさん持っていて、ざっくりと数えてみると500冊ほどありました。雑誌は100冊くらいです。思いきって売る、あるいは捨てることにしました。

まあよい本だからとっておきたいな、と思う本であっても、一度読んでからずっと再び開かれたことがない本は、おそらく再読することはないと思うのです。捨てたあとに読みたくなっても、アマゾンの中古本で安く購入することができます。

もし、中古でも価格が高い本でしたら、引っ越す前に自分でアマゾンに出品してしまうのも手です。古本市場で売買の動きがある本でしたら、安めの価格に設定すれば、比較的早く売れていきます。

実際に私が学術書を出品したときには、数冊はすぐに売れてしまいました。1冊2000円ほどで売れました。もしもですが、売った本をあとになってまた読みたくなったら、このとき手に入れた2000円をつかって買うつもりでいればいいのです。購入費用はかからないことになりますね。

出品・発送するには、はじめてだと多少の作業時間がかかるとは思います。私は、もともとアマゾンでの本の出品・発送を行っていたことがあるので、時間はかけずにサクッとできました。慣れれば時間をかけずに簡単にできるようになります。

本はダンボールに何冊入るか

ダンボールサイズは、35×35×35cmを使いました。単行本で40冊程度、新書(小さい本)が多いと50冊程度の本が入りました。

引っ越し日の注意点

雨の日でも、よほどの暴雨で依頼者が断らない限り、引っ越し作業はするようですね。濡らしてはいけないものがある場合は、ビニール袋に入れておくなど、対処しておいたほうがいいですね

最後に

以上、私が体験した男一人の引っ越しについてまとめた記事でした。私と同じように単身で引っ越しする方にとって、参考になれば幸いです。

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