トランクルームに物を保管するときには、結露によって保管物が濡れてしまったり、湿気によってカビが発生してしまったり…そういった被害を受けないようにしたいですよね。
まずは、屋外型トランクルームではなくて屋内型トランクルームを選ぶこと。そのなかで空調設備が整ったところを選ぶことです。
屋外型トランクルームとは、野外に置かれたコンテナ型の保管庫です。これは外気の影響を受けやすく、結露ができてしまったり湿度が高くなったりしやすいです。
ですから、大事な物をトランクルームに保管するのであれば、できるかぎり空調設備のある屋内型のトランクルームを選びたいですね。
そうして屋内トランクルームを選んで保管することになったときに、カビ・結露対策として保管庫内でさらにやるべき対策を紹介します。
※屋外トランクルームを利用する場合でも役立つ方法です。
壁から少し離して保管する
もし結露ができるとしたら壁や床に発生します。離しておくことで結露が発生したとしても荷物に直接水滴が付くのを防ぐことができます。
また、保管している物と壁の間に隙間あると、空気の通り道ができて通気性がよくなり、湿気がたまりにくくなります。
スノコを敷いて保管する
これもひとつ上の話と同じです。
床にスノコを敷いて、その上に物を置くことで、床に結露が発生した場合でも直接的に水滴が付いてしまうことはありません。
また、保管している物と床の間に隙間ができて通気性がよくなり、湿気がたまりにくくなります。
材質としては檜(ひのき)がいいです。
檜(ひのき)は強度が強く、虫に強い性質・湿度に強い性質があるので建築材などで使用されてきた木材です。
水にも強いので浴槽のスノコにもよく使われます。よい香りもして消臭効果もあります。
デメリットとしては、スノコを敷いてるとその下は掃除ができないのでホコリやらゴミやら溜まりやすいことですね。
定期的に取り出して掃除をするのがいいです。
プラスチックのスノコでもよいですよ。こちらのスノコだと隙間からスノコの下を掃除することができます。
ダンボールよりも衣装ケース
衣服を保管するのでしたら、ダンボール箱よりも衣装ケースを使ったほうがいいですよ。
なぜかというと、ダンボールは紙でできてますから、一度濡れてしまったり湿ってしまうとなかなか乾いてくれません。
ダンボールが湿ったままだと中の衣服を湿ってしまいますね。
衣装ケースに入れて収納すれば、結露の水滴で中まで濡れることもないですし、ケースが湿ることもありません。
ケースの中には、防湿剤・防虫剤をつかうようにしましょう。
防カビ剤もあります。
詰め込みすぎない
トランクルーム保管庫のなかに物品をあまりに詰め込みすぎてしまうと、上記と同じく空気の通りが悪くなってしまいます。
とくに衣服などは注意ですね。
衣服を箱に入れるならその箱のなかも同じ話です。あまりギチギチに詰め込みすぎない方がいいです。ちなみにですが、箱に入れるなら防湿剤や防虫剤も一緒に入れておきましょう。
衣服を保管するなら、ダンボール箱でもいいですができればハンガーラックで保管したほうが、通気性もいいですしシワが残らなので望ましいですね。
運営会社によっては、ラックを借りることができるところもあります。
長期間使用するなら自分で用意してしまうのもいいですね。
二段式にすると収納力がアップしますね。
おしゃれなハンガーラックにすると部屋の雰囲気がよくなりそう。
以上、結露や湿気から荷物を守るために、自分でできる対策を紹介しました。