トランクルームを利用するときに一番最初に支払うお金に初期費用やカギ代があります。
そして、そのあとは毎月の支払いとして、月額の利用料、管理費、補償料などがあります。いろいろと項目が多くなることがあります。
主な項目をあげると、
- 月額利用料(当月分の日割り料金)
- 月額利用料(翌月分の料金)
- 管理費・共益費
- 補償・保険料
- 事務手数料
- カギ代
といったものがありますね。
これらの言葉の意味について解説していきます。会社によって違いはありますが、一般的にはこれから説明するような内容なっています。
初期費用とは?
初期費用とはトランクルームを契約するときに必要になる費用です。
毎月利用料金を支払っていくことになりますが、契約をするときには先にいくつかの項目で料金を支払う必要があります。
契約書を提出することと初期費用を支払うことを行ったら、トランクルームの利用を開始することができます。
初期費用のなかには、
- 毎月支払うものだが契約時に初期費用として支払うもの
- ほんとうに契約時にだけ支払うもの
が一緒になっています。
毎月支払うものだが契約時に初期費用として支払うもの
月額利用料
月額利用料金は毎月毎月支払いをするものですが、契約時には事前に当月分とその翌月分の支払いをまとめて行います。
- 月額利用料(当月分の日割り料金)
- 月額利用料(翌月分の料金)
を初期費用として支払うことが多いですね。
初期費用を支払った後でも、毎月毎月支払いを続けていくものです。
たとえば、4月15日から契約をするとしたら、
- 4月15~30日分の月額利用料金
- 5月1日~31日分の契約料金
を支払います。
その後に利用開始をして5月になったら翌月6月分の支払いをする…といった具合で翌月分の月額利用料金を支払い続けていきます。
管理費・共益費
管理費とは利用する施設を維持するための費用です。たとえば共用部分の掃除とか整備などが該当します。共益費とも呼ばれます。
賃貸マンションを借りるときにある管理費と同じですね。どの物件を利用するのも変わらず一定の金額であることが多いです。
- 管理費(当月分)
- 管理費(翌月分)
こちらも初期費用を支払った後でも、毎月毎月支払いを続けていくものです。
補償・保険料
保管していた物が火災や盗難などによって何らかの被害が受けたときに、補償ができるようにするための費用です。
- 補償費(当月分)
- 補償費(翌月分)
会社によってはこの項目が無いところもありますし、通常は支払いは無いけどオプションで付けられるところもあります。
契約時にだけ支払うもの
次は契約時の初期費用として支払ったら、その後は支払うことは無い料金です。
事務手数料
契約をするときには契約書を作成して契約手続きをしたり利用者の登録をしたりなど、会社がやるべき事務仕事があります。
このような事務仕事に関する費用が事務手数料です。契約手数料と言われることもあります。
だいたい月額利用料金1か月分と同じ金額であることが多いです。
いちばん最初にだけかかる費用で、その後の毎月の支払いはありません。
カギ代
以前にトランクルームを使っていた利用者が解約をして、新しい利用者に貸しわたすときにはカギを交換します。またはセキュリティカードを新たに登録しますよね。
これらのカギ代としての費用も初期費用に含まれます。
こちらもいちばん最初だけにかかる費用ですから、その後の毎月の支払いは無しです。
まとめ
以上、初期費用を、
- 毎月支払うものだが契約時に初期費用として支払うもの
- ほんとうに契約時にだけ支払うもの
に分けて解説しました。
初期費用が少なければいいというわけではなく、実はその分は月額料金に含まれているといった場合もあるでしょう。
各社の料金体系を見て初期費用と月額料金、そのほかの特徴を見て利用するトランクルームを決めましょう。
大手トランクルーム会社の初期費用についてはこちらの記事で解説をしています。
こちらの記事では、各社トランクルームを紹介していますのでぜひ参考にしてください。
参考記事 【おすすめ】物を預けるレンタル収納スペースを比較して紹介
また、一般に短期間でトランクルームを使いたいのであれば、初期費用が少ない方がいいかと思いますよ。
数か月程度の短期間で利用を考えている方は、こちらの記事で説明しているのでよろしければ参考にしてください。
参考記事 1~2か月の短期間だけトランクルームを借りるときの賢い利用方法と注意点