引っ越しサービスを分類すると、トラックをチャーターする通常引っ越しタイプと、宅配便タイプがあります。
宅配便タイプでは、荷物は、ふつうの宅急便として扱われるような感じです。
業者の人がトラックの運転をして、新居に行って荷物を下す、ということはなくて、荷物は専用のコンテナに荷物を入れてトラックで運ばれます。
トラックの中には、他のお客のコンテナも一緒に載せられています。
その宅急便タイプの引っ越しサービス代表格が、ヤマト ホームコンビニエンス 単身者向け引っ越しサービスです。
電話でのやり取り流れ
単身引越サービスを利用したいと伝えます。
私が利用したときの話の流れは、
- ダンボールは必要かどうかの確認
- どんな荷物があるか確認
- 電話口で見積もり額の提示
- 現在の住所と引っ越し先の住所の確認
でした。
ダンボールサイズと価格は、
- 幅60 × 奥行35 × 高さ30cm・・・270円
- 幅43 × 奥行35 × 高さ30cm・・・216円
のふたつがあります。ダンボールサイズの使い分けは下記の記事を参考にしてほしいです。
どんな荷物があるのか伝えると、コンテナがいくつ必要なのか計算してくれて、ダンボール料金と合わせてサービス利用料金を教えてくれます。
現在の住所と引っ越し先の住所を確認されます。あらかじめ確認しておきましょう。
私は最初電話したときに、引っ越し先の住所が正確にわからなかったので、予約ができませんでした。調べてから再度電話することになってしまいました。
いったん荷物を伝えて見積もり額を提示してもらったら、仮予約ができます。仮予約をしておけば、荷物量と見積もり額のデータは保存されます。
再度電話したときに、名前と電話番号を伝えれば、そのまますぐに予約することができます。
荷物量が増えた・減った場合はどうなるか
予約電話をしたときに伝えた荷物よりも、引っ越し当日の実際の荷物が増えたり減ったりすることがありえます。
- 電話で予約したときに伝え忘れていた荷物があって、実際に引っ越しするときに荷物が多かった
- 逆に、廃棄したものがあって荷物量が減った
といったこと。
電話口で教えてもらった見積もりはあくまで概算であり、最終的な料金は引っ越し当日に決定します。
コンテナ1つに対して固定料金となっているので、予約のときに伝えた荷物よりも実際に荷物が多かったとしても、コンテナに収まれば料金は変わりません。
逆に、減っても変わらないことになります。
僕が利用したときには、コンテナ1つでは収まらなかったので、プラス多少の料金がかかりました。
それはコンテナとは関係ない部分であったので、荷物が減れば料金は安くなるし、荷物が増えれば料金は高くなるということでした。
注意が必要なのは、
- 大幅に荷物量が増えると、料金が上がるだけでなくて、運べなくなる可能性があること
- 他の顧客の荷物もあるので、積みきれないときは、運べないこと
です。
だから、見積もりをとって予約をするときには、部屋の端から端までものをよく見ること。
そして、伝え忘れやすいものをあらかじめ知って注意しておきたですね。
忘れてしまいやすいものは、部屋の外にあるものと、部屋と同化しているようなものです。
自転車、物干し竿、姿見(全身鏡)、照明などがあります。
参考記事 電話で見積もりをとる時には、伝え忘れそうなものに注意する
サービスの料金
荷物は、1BOXとプラスαで、50,760円、
自転車を運ぶのは、16,254円
となりました。
ダンボールは、ヤマトから購入することにしたので、その費用もかかりました。
ダンボールサイズは二つあり、それぞれの価格は、
- 幅60 × 奥行35 × 高さ30cm・・・270円
- 幅43 × 奥行35 × 高さ30cm・・・216円
です。
引っ越し会社だと、契約をするとダンボールがもらえるが、ヤマトの場合は購入することになります。
コンテナにのらなかった荷物はどうするか
大きなベッドや自転車など、コンテナに入らないものは、らくらく家財宅急便をつかえば一緒に運んでもらうことができます。
らくらく家財宅配便で自転車を送ると、いくらかかるのか聞いてみました。
隣の隣の県まで自転車を運ぶのに、16,254円かかるとのことでした。
けっこうな金額だ…。
低価格帯のママチャリを乗っているのであれば、その自転車の価格よりも、配送料金のほうが高くついてしまいます。
それなら、自転車は廃棄するなり、売るなりしてしまって、引っ越した先で新しい自転車を買ってしまったほうが、安あがりです。
「自転車が古くなってきてたから、買い替えも考えてたんだよな~」ということがあれば、引っ越しの直前に売ってしまって、引っ越し先で新しい自転車を買うのもありでしょう。
ただ、引っ越し直前に自転車屋さんに売りに行ったら、買い取りしてもらえない、なんて状況にならないように注意は必要です。
売ることができない、引っ越しプランには自転車の運搬は含まれていないとなれば、「どうしよう、運べない」と困ることになるかも…。
事前に、自転車屋さんに話をして、買い取ってもらえるかどうか確認しておいたほうがよいです。
近所の自転車屋は2件あって、1件では「買い取りはしていない。廃棄処分ならまあいいですけど…」と言われました。
もう1件は、中古自転車を扱うお店で、買い取ってもらうことができました。
新居に届ける日時
電話オペレーターに聞いたところ、同じ市町村内であれば、当日に運ぶことができるが、それ以上、隣の県などになると、翌日に引っ越し先に運ぶということでした。
引っ越し先の場所が同じ県内などで近ければ、当日中に新居に届けることができますが、遠くなると翌日になります。
着日は、ふつうの宅急便と同じように指定することができます。1週間以内であれば、希望する日に新居に届けることができて、とても便利。
古い住居から荷物を運び出すのと、新しい住居に荷物を運び入れるのを同時にやる場合は、ドタバタとすることになります。
搬出後に退去立ち会いをやって、すぐに新しい住居に移動することになるが、時間どおりにいかないと、新しい住居に到着するのが遅れてしまいます。すると、引っ越し会社を新しい住居の前で待たせることになってしまいます。
だから、僕は、搬出した日の翌日に新しい住居に荷物が届くようにしました。搬出した日だけ実家に泊まったり、夏場なら何もない部屋でも薄い布1枚あれば眠ればよいです。
寝袋があればそれで眠ればいい(僕は寝袋を持っているので、寝袋で眠った)。
まとめ
一人暮らしで、荷物が多くない人であれば、このプランで引っ越しできるのではないでしょうか。
料金も抑えられると思うので、電話またはWEBで見積もりをとってみるとよいでしょう。