引出物でもらった皿やコップが、箱に入ったまま、ずっと家にあります。
このようなことはないだろうか。僕もかつては、箱に入ったままの皿やコップとともに同じ部屋で暮らしていました。
せっかくもらったものだからと、処分することができずに、何度か引っ越しでも一緒に新しい住まいへ連れていきました。
でも、ある引っ越しの前に、さすがに処分しようと思いました。何年も家の中にあるのに、1回もつかったことがなく、包装紙に包まれたままになっているのを見て、「これが家の中に存在していても意味がないな」と思ったからです。
皿やコップなどの食器を処理するには、いくつかの方法があります。それらを列挙した上で僕の考えについて述べていきます。
ゴミに出す
ガラス品や陶磁器などのコップ・皿などは、不燃ごみとして捨てることが可能です。
自治体によってルールが異なるので、自信の住む町のWEBサイト、あるいは今の住まいに入居したときに管理会社からもらった、ごみ収集に関する資料など参考にしてほしい。
僕の住む町では、不燃ごみとして捨てることができた。ただ、月に2回だけしか回収を行っていませんでした。
引っ越しを控えているなら、早めにゴミに出してしまいましょう。
ネットで売る
ヤフオクやメルカリなどのサービスを活用して売る方法です。
この方法の特徴は、手間はかかるが、リサイクルショップに買い取ってもらうよりも高く売れることがあることです。
写真をアップしたり、商品説明を書いたりしないのは手間です。また、発送作業をしたり、配送費を自分がもったりすることもあります。
しかし、時間があって、自分で手間かけて売るのも楽しそうと思うのであれば、自分で売るのもよいですよ。
僕はスツール(ひとり用の小さいイス)をヤフオクで売ろうとしたことがあります。写真をとってUPし、コンディションを書きこんで、欲しい!手を上げる人がくるのを待ちました。
しかし、売れませんでした。
価格をもっと下げれば売れたかもしれないが、そうすると、自分が手にするお金が減ってしまうどころか、0円になりそうでした。
いったん出品が止まったあとに、どうしようかと思っているうちに、めんどうになってしまって、そのまま売らずじまいになった。
私の場合は失敗しましたが、それなりのものを安い価格設定にすれば、売れやすくなるでしょう。
誰かにあげる
身の周りの人に聞いてみよう。意外と欲しいと思う人がいるかもしれません。
無料で手放すことができて、誰かに喜んでもらえるかもしれません。
むかし私が仕事をしていた職場に、東南アジア出身の人たちがいました。彼らは、なぜか人が捨てようとするものを、欲しいといってもらっていました。
おそらくコップや皿にしても、「いる?」と聞けば、「いる!」と答える人たちがいただろうなと思います。
使用済みのものをあげるのは悪い気がするが、というか相手も受け取りたくないだろうけど、新品で箱の中に入ったままのものであれば、欲しがる人もいるかもしれません。
買い取ってもらう
リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうことが挙げられます。
未使用品で箱付きとなれば買い取ってもらえます。ブランドものであれば、いくらかの値段で買い取ってもらえるかもしれない。
使用済みの場合は、値段がつかないことが多いだろう。キズがある、欠けがある、痛みが激しいものは、引き取ってもらえないかもしれません。
使用したものは、買い取りはおろか、無料で引き取ってもらうことも難しい。
近所にリサイクルショップがあるのであれば、持ち込んでみましょう。二束三文でしか売れないことが多いが、比較的かんたんに処理することができるのはありがたい。
リサイクルショップでは、自宅まで取りに来てくれる出張買取も行っています。しかし、皿やコップなどの食器だけでは、作業員の人件費のもとがとれないので、出張買取は行わないことが多いでしょう。
不要品回収業者に回収してもらう
回収業者に引き取ってもらうのには料金がかかります。それはいいのですが、自分でふつうに捨てるよりも支払いが増えることが多いです。
私の住む町で皿やコップをふつうに自治体に捨てるとなると、不燃ごみとして出すだけなので無料です。しかし回収業者に依頼すると費用が発生します。
粗大ゴミなどを見ると、自治体に依頼すると1,500円で回収と処理ができるのに、5,000円、6,000円といった料金がかかります。
回収業者は好きなときに引き取りにきてもらえるといった利便性はあります。
しかし、この価格差はなんだろうかと思います。回収業者の料金が、ふつうにゴミとして捨てるよりも高くつくのであれば、利用したくないなと思いますね。無料で引き取ってくれるのであれば、利用したいなと思いますが。
捨てるのはもったいない。回収してもらって再使用してもらいたい。という気持ちは満たすことができるかもしれません。
また、他にもいろいろと処分したいものがあれば、一気にまとめて処分できるという利点はあります。
どの方法がよいか
どの方法にも、よい点・悪い点がある。
時間はあるから手間をかけてでも高く売りたいなら、ネットで自分で売る方法がその可能性があります。
手間はかけずにすぐ処理したい、お金はかかってもいい、と思うなら回収業者。
手間はそこまでかからず、売れてお小遣いが手に入れたいなら、リサイクルショップに売ります。
リサイクルショップに売れないなら、ゴミとして捨てる。不燃ごみで捨てられるものなら、ゴミとして捨てるのが一番早く捨てられます。
このあたりの考察から、自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。